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Home > 週の飲酒許容量を1杯超えるごとに寿命が30分縮まる?―研究で 2018年5月24日 ワインやビールの1週間の飲酒許容量を超えると寿命が縮まるという研究が医学専門誌Lancetに発表された。どれくらいの寿命が縮まるのかを換算すると、許容量を1杯超過するごとに30分の寿命が縮まることになるとアメリカの有力紙SF Gateが伝えている。ただこれは少しセンセーショナルな言い回しだろう。 研究によると、最も死亡リスクが少なかったのは、1週間の飲酒量がアルコール換算100g程度の人たちで、これはワインでは175mlのグラスで週に5杯、ビールでは中瓶5本程度に相当する。 研究では、過去に心臓病の前歴のない599,912人の飲酒者を飲酒量別に8つのグループに分けて、すべての原因による死亡と心臓病による死亡のアルコール摂取との関連性を多面的に調べた。その結果、最も死亡リスクが低いのは、1週間の飲酒が100gのグループだった。 男性の1週間の飲酒量100g以下のグループでは、40歳時点での寿命は週に196g飲酒する人に比べ1~2年長いことが示され、女性では週の飲酒許容量(英:112g、米:96g)を超えている人は、超えていない人に比べて1.3年寿命が短い結果となった。 さらに研究では、週100gを超えて飲酒する人は、脳梗塞、致命的な動脈瘤、心臓病と死亡するリスクが高まることも見られた。分析によると、ビールやスピリッツの愛飲者やヘビードリンカーは最も高い死亡リスクを抱えていることが示された。 週の飲酒許容量のガイドラインは国によって幅があり、男性で比較すると(単位:ユニット)イギリス14、アメリカ24.5、イタリア31.5、スペイン35などとなっている。 この研究発表については、早速アルコール飲料業界からの異論も出ていて、『不正確だ。ミスリードしていてセンセーショナルだ。』という意見や『この研究結果は、実は適度な飲酒は健康に良いことを示している。』『適度な飲酒は全く飲まないよりベターだということを示している。』という意見とともに、酒場や会食での飲酒による楽しい時間は、健康によく、精神衛生上も良いことが多くの研究で示されていると指摘している。 またメディアに対しても、この種の報道に関してフェアで正確性を持った報道を求め、アルコール摂取は悪で害があるという潜在的なミスリードを植え付けることなく、個人が自分の判断で情報を咀嚼して決定できるようにすることを求めている。 (論文) Risk thresholds for alcohol consumption: combined analysis of individual-participant data for 599 912 current drinkers in 83 prospective studies, Lancet 日本の飲酒のガイドライン(厚生労働省)
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