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Home > 妊娠中の軽い飲酒は問題ない? 【デンマーク】 2012年7月27日 妊娠中はアルコールを摂取してはならないというのは常識だ。というのは、妊娠中の飲酒は、生まれてくる子供の知能や発育の低下や生涯にわたる何らかの障害を引き起こす危険があるからだ。 ところが先ごろデンマークの研究者らが発表した研究で、妊娠中の軽度の飲酒をした人から生まれた子供と、妊娠中全く飲酒しなかった人から生まれた子供の間に、有為な違いは見られなかったという報告がされた。 しかし、発表した研究者らは同時に、このことは妊娠中のアルコール摂取を許容するものではなく、妊娠中はアルコールは飲むべきではないと強調している。 研究を発表したのは、デンマークのAarhus Universityの研究グループ。その5つの論文は、イギリスの産科婦人科学専門誌British Journal of Obstetrics & Gynecologyに掲載された。 調査は1628人のデンマークの子供を対象にメディカルチェック、知能検査、口頭での調査、行動調査を行い、それぞれの母親に自己申告の質疑を行った。その結果、妊娠中に週に1〜6ユニット(1ユニットはワインに換算するとおよそグラス1杯)の飲酒をした女性から生まれた子供と、全く飲酒しなかった女性から生まれた子供との比較で、両者に知能と発達に差は見られなかった。 こうした調査は、おそらくこれまでされてこなかったとのことだが、しかしではどれくらいの飲酒量が子供に影響を与えることになるのかははっきりしていないという。つまり妊娠中どこまでの飲酒が安全なのかという証明はないということだと研究者らは強調し、妊娠中にはアルコールを摂取しないというのがベストの選択だと強調している。 ただ同時に同レポートでは、妊婦のおよそ半数は妊娠中にアルコールを飲んだと回答しており、妊娠中アルコールを摂取した女性たちの中には、妊娠中に飲酒してしまったことで生まれてくる子供の状態を心配したり、不安に思ったりする場合があり、またそのことから来る後悔や自責の念に駆られたりするケースもある。今回の研究結果は、そうした女性たちに安ど感を与え、過度な妊娠中のストレスを和らげることになる効果はあるのではないかとしている。 研究者らは、妊娠中の飲酒が生まれてくる子供に良い影響を与えるという要素はないため、妊娠中は禁酒すべきだと強調しながら、ほんの少量の飲酒をしたからと言って、重篤な影響が子供に頻発するということは考えにくいのではないかとしている。 今回の研究は、デンマークの親子を対象に行われたものであり、ここで使われたアルコール摂取量の標準の設定や人種による許容度の違いなど、日本人に対してどれほど有効であるのかは、この研究結果だけでは判断しづらい部分があるのではなかろうか。研究者らが言うように、妊娠中はアルコールを摂取してはならないというのを守るのが最善ではなかろうか。 Danish studies suggest low and moderate drinking in early pregnancy has no adverse effects on children aged five, British Journal of Obstetrics & Gynecology
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