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適度な飲酒は心臓病のリスクを減らし、心も健康に 【フランス】 2010年5月21日


適度な飲酒は、心臓病のリスクを減らし、更には心もより健康にし、体重も適正にする効果があるとフランスの研究チームが発表した。

この研究は、フランスのPublic Assistance Hospitals of Parisの研究チームによってなされ、European Journal of Clinical Nutritionに発表された。

研究は、150,000人を対象に行われ、その結果1日1杯から3杯程度のワインを飲む適度な飲酒量の人たちは、全く飲酒しない人たちや多量に飲酒する人たちに比べて、より健康的だと指摘した。中でも多量に飲酒する人たちが最も不健康だとしている。

研究者らは、結果はワインの飲酒量それ自体とともに、飲酒者の社会的なステータスやストレス、運動の習慣なども関係していると指摘している。

重要な観点は、適量の飲酒をする人たちの層が、適量な飲酒が社会的なステータスを維持するための、強い動機付けになっていることだと指摘する。

研究では、適度な飲酒をする人たちは、心拍数がより低く、より多く運動しており、呼吸機能もよく、HDL(いわゆる善玉コレステロール)も多いと指摘している。

報告では、ワイングラス1〜3杯を適量な飲酒量としている。これはおそらくボトル半分以下程度を指すと見られるが、日本人と欧米人とはアルコールの許容量が違うため、東洋人に当てはめた場合は、もう少し量を少なめに見積もったほうがいいかもしれない。

フランスでは、少量のワイン摂取は癌の発生リスクを高めるとして、政府が禁酒キャンペーンを行っているが、ワインと健康をめぐる問題に関しては、世界中でさまざまな研究が発表されており、断定的な結論にはたどり着いていないようだ。

(参考)
Relationship between alcohol intake, health and social status and cardiovascular risk factors in the urban Paris-Ile-De-France Cohort: is the cardioprotective action of alcohol a myth?



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