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フランスのワイン界、厳しすぎる広告規制に反対　【フランス】　2008年9月18日


フランスのワイン界は、飲酒に反対する勢力が展開しているアルコール飲料規制強化運動が過激すぎるとして、ワイン界の保護を求める公開の書状を政府に対して提出した。

フランスにおけるアルコール飲料の広告は、1991年に制定されたEvin Lawと呼ばれる法律で厳しく規制されてきたが、この法律があまりにも厳しすぎるとの見方も多く、その改正はサルコジ大統領の選挙戦での公約でもあった。

しかし大統領就任後1年以上が経過したが、公約は実行されておらず、最近ではインターネットでのワイン販売が規制されたり、インターネット上の広告が削除されるなどの動きが広がっている。

フランスワイン界は、国内では飲酒運転の規制強化、消費者のワイン離れに加え、世界市場でのフランスワインの低迷で、大きな打撃をこうむっており、苦戦に歯止めがかからない状態が続いている。

特に最近のインターネット上のワイン規制に対しては、91年制定のEvin Lawには何も触れられておらず、規制の法的根拠がないと主張している。さらに最も重要なことは、ワインはフランスの文化そのものであり、フランス政府はそのワイン産業を処罰するということなのか、として疑問を投げかけている。

Source: French wine regions up in arms on advertising, Decanter



【関連ページ】

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