WORLD FINE WINES on line Wine Brokerage & Education Servises
|
---|
HOME |
WINE MAKING |
VITICULTURE |
TASTING |
MARKETING |
HAVE A BREAK |
WINE TALK |
ABOUT US |
SITE MAP |
ワインビジネスサポート | 電話サポート | エデュケーションプログラム | 専門資料のご提供 | ニュースレター |
Home > シャンパーニュのテタンジェ(Taittinger)、イギリスでぶどう栽培を開始 【イギリス・フランス】 2017年5月5日 シャンパーニュのテタンジェ(Taittinger)は2017年5月、イギリス南部ケントでぶどう栽培を行うべく、植樹を開始した。ぶどう園はDomaine Evremondと名付けられ、シャンパーニュの生産者として初めてイギリスでぶどうを栽培する。 総面積は69ヘクタールだが、2017年5月中にまず20ヘクタールの植樹を完了する予定。またその後2〜3年内にさらに20ヘクタールを追加し、40ヘクタールに広げる予定。栽培品種は、Chardonnay,(シャルドネ)、Pinot Noir(ピノノワール)、Meunier(ピノムニエ)。 Domaine Evremondからのワインのリリースは、ぶどうの最初の収穫までに3年、最低3年のボトル内熟成が必要となるため、最初のスパークリングワインの出荷は2023年となる見込み。 近年イギリス南部は、高品質なスパークリングワインが産出されるポテンシャルを持っているとして注目されている。事実新興ながら、そのいくつかは非常に高い水準のワインを産している。 イギリス南部がシャンパーニュの生産者も注目する産地となってきているのには、大きく地球温暖化による気候環境の変化がある。 イギリス南部には従来よりかなり大きなワイン産業があったが、気温が低すぎて、多くのぶどう品種はその気候帯でも育つハイブリッド種だった。しかし近年のイギリス南部の気候帯は、1960年代ごろのシャンパーニュと同じ程度になってきていて、気候帯とぶどう品種が合ってきたという背景がある。 逆にシャンパーニュが、以前に比べ温暖化してきているとの指摘があり、シャンパーニュの生産者には心理的な将来不安が出てきているともされる。シャンパーニュのワインスタイルを維持するために、新天地を模索する動きも出ているようだ。 テタンジェは、2015年にイギリス南部への進出を表明したが、今回実際にぶどうをその地で栽培して、スパークリングワインを造ることを実践する。 将来的にはDomaine Evremondからのスパークリングワイン生産は300,000本を目指すが、ぶどう園の規模とそれに見合ったぶどうの品質が常に重要となるため、長い年月をかけての取り組みとなると語る。 同様にシャンパーニュのPommery(ポメリー)も、2017年春からSouthampton(サウサンプトン)近郊に、40ヘクタールのぶどう園を開く予定。
Home > |
| Home | Wine Making | Viticulture | Tasting | Marketing | Have a Break | Wine Talk | About Us | Site Map | |
---|
WORLD FINE WINES All Rights Reserved |プライバシーと諸条件| |