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Home > ルイ・ジャド(Louis Jadot)、オレゴンへ進出 【フランス・アメリカ】 2013年8月25日 ブルゴーニュのMaison Louis Jadot(メゾン・ルイ・ジャド)が、アメリカ・オレゴン州のResonance Vineyard(レゾナンス・ヴィンヤード)を買収した。 Resonance Vineyardは、オレゴン州のWillamette Valley(ウィラメットバレー)にある20エーカー(8ヘクタール)のぶどう園で、AVAはYamhill-Carlton。Yamhill-Carlton AVAは、オレゴンの中でも最も評価の高いAVAのひとつと見られている。ルイ・ジャドにとって、本拠地ブルゴーニュ以外の地に進出するのは初めてのこととなる。 注目すべきは、Maison Louis Jadotの醸造を40年以上率いてきて昨年2012年引退を表明したJacques Lardiere(ジャック=ラルディエール)氏が、ぶどう栽培から醸造・ワイン管理を統括するということだ。 Resonance VineyardのオーナーのKevin Chambers氏は、24年間心血を注いだぶどう畑を手放すのは簡単な決断ではなかったが、世界最高峰の醸造家のひとりであるジャック=ラルディエール氏とそのチームに畑が引き継がれることは光栄なことだと語っている。 またLouis Jadotにとっても、ブルゴーニュ以外の土地でぶどうを栽培し、ワインを醸造するのは初めてのことであり、ラルディエール氏にとっても引退後のプロジェクトとして特別なものとなる。 ルイ・ジャドのオレゴンでのワイン造りは、今年2013年のヴィンテージから始まり、当面の醸造は同じオレゴン州のNewberg近郊のTrisaetum Wineryの設備を使って行われる。 Chambers氏によると、ジャド側はResonanceのブランドを維持するとしていて、製造者はLouis Jadot Estates LLCとなるとしている。 Chambers氏は、Resonanceの買収はLouis Jadotのオレゴン進出の第一歩と見ていて、オレゴンでの更なるぶどう園の拡大を計画していると思うが、まずは今回初めて買収したResonance Vineyardでやってみて、いずれ自社の醸造施設を持つことになるのだろうと語っている。 なおこの買収を仲介したのは、アメリカのInternational Wine Associates(IWA)という会社で、ワイナリーやぶどう園・ワインブランドのM&Aを専門に行っている会社。IWAは多くのワイン界を中心としたM&Aを手掛けており、最近の事例ではMayacamas Vineyards, Silverado Hill Winery, Lancaster Estate, Silver OakのM&Aや、Jim BeamによるGeyser Peak Wineryの買収、Errazuriz Caliterra とRobert Mondaviのジョイントベンチャー、Jose CuervoによるHangar One Vodkaの購入など多岐にわたる。
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