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Home > オレゴンワイン、5年で倍増 【アメリカ】 2011年7月18日 オレゴン州のワインといえば、今では世界のピノノワールを見る上で、ニュージーランドワインと同様、欠かせないワインになってきている。 オレゴンワイン委員会(Oregon Wine Board (OWB))は、オレゴンワインは過去5年間で倍増し、2010年には27億ドルの規模に達したと発表した。 世界市場では、オレゴンのピノノワールの優秀性は認められていたが、アメリカ国内で注目が集まったのは、2004年に公開され大ヒットとなった映画Sideways(サイドウェイ)がきっかけだったろう。それ以降、アメリカでは格段にピノノワールの認知度が高まった。 その後、2008-2009年のリーマンショックで、アメリカ経済のみならず、世界経済は大打撃を受け、世界のワイン業界もその例外ではなかったが、オレゴンのワインはそれにもかかわらず大きな伸びを示した。 オレゴンのワイン産業の成長は、地元経済に大きな貢献をもたらしているいるようだ。2010年には、ワイン関連の就業者は13,500人を超え、それによって3億8200万ドルの賃金が支払われている。 またワインツーリズムへの貢献は大きく、2010年では1億5850万ドルの収入をオレゴン経済にもたらしている。 日本人はピノノワールのワインを好むと言われ、それゆえブルゴーニュワインの大きな得意先となっている。今後、日本でもオレゴンのワインの広がりを期待したい。 オレゴンワインの2010年現在の概略は以下の通り。 ワイナリー数:419 ヴィンヤードの数:849 ぶどう栽培面積:20,500エーカー 栽培面積の多いぶどう品種トップ5(1ヘクタール=2.5エーカー) Pinot noir -12,406エーカー Pinot gris - 2,747エーカー Chardonnay-950エーカー Riesling – 798エーカー Cabernet Sauvignon - 639 エーカー 更に詳しいオレゴンワインに関する統計資料は、 2010 Oregon Vineyard and Winery Report, by National Agricultural Statistic Service
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