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ワシントン州、全米第2位のワイン産地はさらに伸びる 【アメリカ】 2011年2月13日


アメリカ農務省(U.S. Department of Agriculture)の2010年のぶどう生産の最終報告によると、ワシントン州は160,000トンの収穫となり、前年を4,000トン上まわり、好調さを維持した。

アメリカ最大のワイン生産地はカリフォルニアで、昨年は326万トンと突出している。ワシントン州に次ぐ3位はニューヨーク州の52,000トン、4位はオレゴン州の40,000トンとなっている。

ワシントン州のワインといってもあまり馴染みがないかもしれないが、メルロの有力な産地としてよく知られるようになっている。また最近では、リースリングが世界的に注目を集め、アメリカ市場のリースリング人気をけん引している。

蛇足ながら、ワシントン州というのは、東海岸の首都のワシントンではなく、正反対の西海岸最北部に位置する州で、最大の都市はシアトルだ。

統計では、2010年のワシントン州最大の生産量はリースリングで33,500トン。次いで2位は驚くことに2009年より16パーセントも伸びたカベルネソーヴィニオンで31,900トン。3位はシャルドネの28.600トン。フラッグシップのメルロは4位で28,300トンだった。

アメリカ市場のメルロは、2004年に封切られ大ヒットした映画『サイドウェイ(Sideways)』の中で、ピノノワールとは対照的に、野暮ったいワインとして扱われ、アメリカ市場ではそれ以降やや低調な動きとなっている。それがいまだに尾を引いているのかもしれないが、ワインとしては優れている。

ちなみに、ワシントン州のすぐ南に位置するオレゴン州は、今や世界屈指のピノノワールの産地だ。ワシントン州・オレゴン州のワインは、日本ではまだあまり知られていないが、一度試してみるといいだろう。



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