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Home > より低いアルコールを生成する新しい酵母を発見 【オーストラリア】 2014年4月2日 オーストラリアのワイン研究機関Australian Wine Research Institute(AWRI)は、ワインの発酵で、より低いレベルのアルコールを生成する酵母の菌株を分離した。 この酵母はMetschnikowia pulcherrima, またはAWRI 1149と呼ばれ、嫌気的な環境で糖からアルコールをつくりだすおよそ40種類の酵母の中から分離された。研究室での実験的な発酵では、同じ果汁を使った比較で、通常のワイン酵母よりShiraz(シラーズ)で1.4パーセント、Chardonnayでは0.9パーセント低いアルコール生成だった。 この酵母による発酵では、従来のワインより低いアルコール度の生成のため、よりバランスの取れたワインになったとの評価の一方、シャルドネでは高いレベルのエチルアセテート(ethyl acetate)が生成されたり、Metschnikowia pulcherrima,は完全発酵する前に死滅して、残糖を残してしまうことも指摘された。そのためワインを完全発酵させるには、Saccharomycesによって発酵が引き継がれる必要があるとも指摘している。 2000年代最初の10年は、高いアルコール度を持つワインが賞賛された時代だったが、このところ、あまりにも高いワインのアルコール度はワインのバランスを崩すという、高いアルコール度を持つワインに疑問を投げかける論調も出てきていて、ワインのアルコール度をめぐる議論が活発化している。 今回のMetschnikowia pulcherrimaによるワインはステップの初期段階の、実験レベルでの小規模なワイン醸造であり、実用レベルでのワイン醸造につながるかどうか更なる研究が必要だとAWRIの上席研究員Cristian Valeraは認めている。 (論文はこちら) Evaluation of non-Saccharomyces yeast for the reduction of alcohol content in wine, American Society for Microbiology
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