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Home > ボランジェ、シャンパーニュで昔使われていた数品種を導入ー温暖化対策で 【フランス】 2019年8月23日 シャンパーニュのBollinger(ボランジェ)は、現在では使われていないいくつかのぶどう品種を採用すると語った。これは進行する温暖化に備え、シャンパーニュの持ち味である酸とフレッシュさを維持するためだと説明する。 現在シャンパーニュに使われるぶどう品種はChardonnay(シャルドネ)、Pinot Noir(ピノノワール)、Pinot Meunier(ピノムニエ)の3品種だが、その昔はそれに加えてもう4品種が使われていた。 その4品種とはPinot Gris (ピノグリ:シャンパーニュではFromenteauと呼ばれる)、Pinot Blanc (ピノブラン:現地名Blanc Vrai)、Arbane (アルバン)、Petit Meslier(プティメリエ)。ボランジェでは高い酸を持っているという理由で、特にArbane とPetit Meslieに関心を持っているという。 ボランジェでは7年前からこれらのぶどう品種を栽培している。2018年は早い収穫のヴィンテージで、8月23日に収穫がスタートしたが、この時点でPetit MeslierとArbanneはpHで3.0を下回っていて、これら2品種はよりゆっくりと熟し、酸を保持すると見ている。 ボランジェではこれら2品種の栽培を増やし、今から30年後もシャンパーニュに酸とフレッシュさを持ったシャンパーニュのスタイルを維持したいと語る。 過去30年で、温暖化によりシャンパーニュの酸度は平均1.3 g/l(TAベース)低下したと見られ、この傾向は今後も続くと見られる。そのためシャンパーニュでの酸の維持は重要な課題だと見られている。 シャンパーニュでの歴史的なぶどう品種の使用は、ボランジェでは現在試験段階だが、いくつかのシャンパンハウスは既に商品として市場に出しているところがある。 Champagne Château de Blignyは6品種と使ったCuvée 6 Cépagesをリリースしている。またChampagne Drappierは、Chardonnay, Arbane, Petit Meslier, Pinot Blancを均等に使ったQuattuor Blanc de Quatre Blancsをリリースしている。Drappierは、Fromenteau(Pinot Gris)を使った最初のシャンパーンも近くリリースする。
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