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Home > コルク栓のワインのほうがスクリューキャップよりおいしく感じる?意外な理由―実験で 【イギリス】 2017年9月30日 ワインの栓のタイプによって、中身のワインが同じであっても違いが出る。これは近年のワイン界の中心的な論題のひとつだ。それは採用する栓のタイプによって、本当にワインがわずかながらであっても変化して、風味を変化させうるからだ。 しかし今回オックスフォード大学の研究で示された結果は、ワインの栓のタイプの違いから感じるワイン差を、ワインの中身の問題ではなく、飲み手の側の問題としてとらえている。 比較に使われたのはコルクで栓をされたワインと、同じワインをスクリューキャップで栓をしたワイン。中のワインは全く同じアルゼンチンのマルベック種のワインだ。 実験はオックスフォード大学のCrossmodal Research Laboratoryの心理学者Charles Spence教授の主導の下、140人が参加して行われた。 初めに参加者はコルクを開ける“ポン”という音とスクリューキャップを開ける“カリッ”という音を聞かされた後でそれぞれのワインを試飲して、ワインを評価した。 次に参加者は、コルク栓のワインとスクリューキャップのワイン両方を自分の手で開けた後で、もう一度ワインを評価するように求められた。 実験を通じて参加者には実は全く同一のワインが提供されたが、参加者には知らされていない。 参加者によるワインの感じや香り、音、色調などの総合的な評価では、コルク栓のワインのほうがスクリューキャップのワインより15パーセント評価が高かった。参加者140人のうち113人は、コルク栓のワインの方を好むと答え、スクリューキャップのワインを好むと答えたのは13人だった。 この結果を受け、ワインの飲み手が受けるワインの味覚感覚というのは、実際にワインを口にした時の直接的な風味だけではなく、そのワインを口にする以前の音や視覚などのワインへの期待が、実際にワインを口にした時の味覚予測に無意識的にリンクしていると指摘した。 今回の実験では、消費者はコルク栓のワインのほうが品質が良いと無意識的に思っているのは明らかだとしている。
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