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シャンパーニュとブルゴーニュ、ユネスコ世界遺産に登録 【フランス】 2015年7月8日


2015年7月、シャンパーニュ(Champagne)とブルゴーニュ(Bourgogne)のコートドール(Côte d’Or)地域が、ユネスコの世界遺産に登録された。両地域とも、かねてより登録申請をしてきたがこれまでは認められず、念願がかなったことになる。

シャンパーニュの登録地域は、Hautvilliers、Aÿ、Mareuil-sur-Aÿ、ReimsのSainte-Nicaise Hill、Avenue de Champagne、Epernayの Fort Chabrol。

ブルゴーニュは、Côte de NuitsとCôte de Beauneの1247のクリマ(climats)に加え、ボーヌの村や町、Dijon(ディジョン)の町が含まれる。

ユネスコは、両地域が中世から続くぶどう栽培とワイン造りの傑出した事例だと認定した。

シャンパーニュでは、過去から現在におけるシャンパーニュの卓越したワイン造りの手法が現代の企業的な農業産業を発展させたとして、またブルゴーニュでは地域の1247の小区画のぶどう畑のパッチワークがコートドール(Côte d’Or)を形成し、その商業的中心地であるボーヌ(Beaune)の町は、ワインの生産と商業の中心的な役割を果たした。またディジョン(Dijon)はクリマシステムを誕生させ、ブルゴーニュワインを統制する中心地としての役割を果たしたことが評価された。

ブルゴーニュではかねてよりユネスコの世界遺産への登録は、観光客誘致の大きな起爆剤になるとして、地域を挙げて活動していた。

現在までにユネスコ世界文化遺産として認められたワイン産地は、

St-Emilion(フランス)
Loire(フランス)
Wachau(オーストリア)
Tokaj(ハンガリー)
Rhine(ドイツ)
Cinque Terre(イタリア)
Douro Alto(ポルトガル)
Pico Island(ポルトガル領・アゾレス諸島)
Lavaux(スイス)
Piemonte(イタリア)
Pantelleria(イタリア)

なおボルドー(Boedeaux)は、2007年に世界遺産として登録されているが、こちらはBordeaux, Port of the Moonとしてワイン関連としてではなく、複合遺産のカテゴリーで登録されている。

またグルジア(Georgia)の伝統的なワイン造りは、ユネスコの世界遺産の分類の中の人類の無形文化遺産(Intangible Cultural Heritage of Humanity)の部門で登録されている。



【関連ページ】

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