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Home > イタリアの離島のぶどう栽培、ユネスコの世界遺産に登録 【イタリア】 2014年12月8日 イタリアの南部に位置する離島Pantelleria(パンテレリア)のぶどう栽培が、2014年11月、人類の無形文化遺産としてユネスコの世界遺産に認定され、登録された。 Pantelleria(パンテレリア)は、シチリア島の沖合(イタリア本土からは85km、チュニジアからは70km)に位置する離島で、現在およそ30人が、'vite ad alberello'(樹勢を低く抑えて仕立てられる野生ぶどうの意)と呼ばれるぶどう栽培をおこなっている。 このぶどう栽培手法は、2500年以上前にこの島にやってきたフェニキア人(Phoenicians)によってもたらされたと言われ、Zibibboと呼ばれるぶどう(別名:Muscat of Alexandria)から、主にPassito di Pantelleriaと呼ばれるパッシート(ぶどうの陰干し)の手法を用いた甘口のワインが造られている。 現在島では合わせて500ヘクタールほどのぶどう畑があり、ユネスコの世界遺産では、伝統的なぶどう栽培を維持することと共に、島の環境や景観を保持することを求めている。 ユネスコに対して行われた登録申請によると、ぶどう栽培は'vite ad alberello'の伝統的な栽培手法でなくてはならず、ぶどうは1本で6房、収穫は手摘みで7月末から始める。栽培経験者は、伝統手法を伝えていかなければならないとされる。 ワインの醸造については、収穫されたぶどうは20日間、マットや棚の上で外気に当てて干す。その後温室に移し、更にぶどうの房を毎日ひっくり返し、乾燥を続ける。発酵には30〜40日かける。 Passito di Pantelleriaの場合は、1本のワインを造るのに4kgのぶどうが必要で、残糖はおよそ200g/l、アルコール度は約14.5パーセント。またMoscato di Pantelleriaは、残糖100g/l、アルコール度はおよそ12パーセント。
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