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フランス、ワインを文化遺産とする法案成立を目指す　【フランス】　2014年2月27日

2013年12月、和食がユネスコの無形文化遺産に登録されたことは記憶に新しい。

フランス政府内の委員会は先ごろ、ワインはフランスの不可欠な文化の一部だと位置づけ、ワインを公式にフランスの『文化と美食』として引き継ぐべき遺産として、その法制化に動き出している。

法案は2012年には一度却下されており、再度のチャレンジとなる。この法案はフランス議会上院で可決される必要があるが、今回は政府内の複数の組織から法制化の動きがあるのに加えて、上院議員からの提案が2014年1月に国会で審議されており、2月20日には経済関係の委員会で採択されている。

法案を提出したRoland Corteau上院議員は、ワインは2000年に及ぶフランスの伝統文化で、世代世代に引き継がれ、フランス経済の一翼を担ってきた。ワインは、フランスの発展に大きく寄与してきたし、特に美食の観点から世界に貢献し、フランスのスタイルを作り上げてきた、とその意義を強調する。

同じような提案がほかの複数の上院議員からも挙がっており、今後共同で法制化を目指すことになるという。フランスでのワインの文化遺産明文化は、2014年4月以降にフランス議会上院で審議されることになる。

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