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フランス、観光客誘致でワインツーリズムを更に強化 【フランス】 2015年6月16日


世界からフランスを訪れる観光客は、2014年は8400万人で世界トップを誇っている。そのフランスが、さらに世界から多くの観光客を呼び込もうと、その大きな観光資源としてワインツーリズムの更なる強化を打ち出した。

フランスは、『観光は国家の宝』だとして、2020年までに年間1億人の観光客を呼び込む数値目標を設定した。その中でワインは重要なセクターで、フランス全土に広がる美しいワイン生産地域は、今後観光の目的地としてもっと伸ばす必要があるとしている。

フランスのワイン産地といえば、何といってもボルドー・ブルゴーニュ・シャンパーニュといった有名産地が頭に浮かぶが、ロワールやアルザス、さらにはジュラやサヴォワ、コート・デュ・ローヌ、プロヴァンスなどなど魅力的なワイン地域は多い。

フランス外務大臣・Laurent Fabiusは、国家が拠出する投資ファンドを創設して、ワイン地域への観光客誘致のための施策を行っていくと明言した。

同様にフランス政府は、河川や海上クルーズなど港や水路による観光資源強化とフランスの美食のプロモーションについても、強力に推進していくと語った。

またパリ滞在中の観光客の利便性を高めるために、"city pass"と呼ばれる新しいパスを2016年に導入すると発表した。これは、パリ市内とその周辺のベルサイユ宮殿や空港を含んだエリアの地下鉄と博物館の両方で使えるパスになるという。このパスにより、現在の複雑な地下鉄の切符購入が楽になり、観光客にとって使い勝手が向上する。

フランスが世界ナンバーワンの観光地であり続けるのは、訪問を誘う多様な観光資源があることに疑いないが、国家のバックアップが大きくものを言っているようだ。



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