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Home > オーガニックワインが余剰傾向? 【フランス】 2013年10月1日 フランスではこのところ、オーガニックのぶどう栽培が急増している。その面積は、現在では5年前の3倍になっており、今後も増え続ける見通しだ。 その急激な増加で、希少性があったオーガニックワインが一転、希少性を失い、プレミアムな価格で売られてきたオーガニックワインが、特別扱いされなくなる可能性が指摘されてきているようだ。 フランスのオーガニック農業推進団体であるAgence Bioによると、2012年末時点で、フランスのオーガニックぶどう園は65,000ヘクタールで、これはフランスのぶどう栽培面積の8.2パーセントを占めている。(フランスの全農産物の栽培面積に占めるオーガニック栽培の面積は3.8パーセント) オーガニックワインの生産量は、2012年には100万ヘクトリットルに達し、今年2013年は140万ヘクトリットルに、更に2015年には200万ヘクトリットルに達すると見られている。 フランスの政府機関French National Institute of Agricultural Research (INRA)によると、フランスでぶどう栽培に使われる農薬量はリンゴに次いで2番目に多く、農薬散布も年間6回〜20回と多い。 オーガニックなぶどう栽培への転換が急増している背景には、栽培者自身の健康不安と環境負荷への関心の表れが大きいと思われるが、オーガニックワインは高く売れるという経済的なインセンティブも大きいと言われている。 きちんとオーガニックなぶどう栽培を実践しようと思うと人手がかかり、人件費は2倍になるといわれる。これまでは、オーガニックワインは従来のワインの2倍程度の価格で売れていたが、3割−4割程度の上乗せ価格では割に合わないとする生産者は多い。 関係者は、これまではオーガニックワインが高付加価値商品と位置付けられてきたのが、参入が増え、付加価値のメリットが乏しくなっていくというのは生産者にとって不安材料だと指摘する。生産者の一部には、従来のぶどう栽培に戻す動きもみられるという。 消費者は、オーガニックワインをどう見ているのだろうか。
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