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Home > シャトーマルゴー、オーガニックワインに意欲 【フランス】 2012年2月25日 Chateau Margaux(シャトーマルゴー)の経営者でワインメーカーでもあるPaul Pontallier(ポール=ポンタリエ)氏は、2−3年内にシャトーマルゴーを100パーセントオーガニックワインにしたいと語った。ただしそれはChateau Margauxについてで、セカンドワイン以下のワインに対してではないと付け加えた。 ポンタリエ氏は、シャトーマルゴーの畑の最高の区画は、水はけがよく、ぶどうの生育がよい。またミルデュー(mildew:ぶどうの病気)にもかかりにくく、この区画からオーガニック栽培を広げていくというのが理にかなっていると思う、と述べている。 シャトーマルゴーでは、比較のために畑の一部をオーガニック、ビオディナミ(biodynamics)とこれまでの栽培法の区画に分けて、それぞれからできるワインを比較検討している。 ポンタリエ氏自身は比較テースティングで、従来の区画からのワインに最もタンニンの強さを感じ、オーガニックの区画からのワインからは非常にきめ細かなタンニンを感じたと述べている。 シャトーマルゴーは、長年にわたってオーガニックに近いぶどう栽培を続けており、この10年間は防虫剤や除草剤は基本的に使っていない。ただし、ミルデューとボトリティス(botrytis)対策には薬剤を使っている。それはそれらの病害で、その年のワインすべてを失うということを許容するわけにはいかないからだと語っている。 シャトーマルゴーは、現在でもかなりオーガニックに近いとしながら、完全なオーガニックぶどうから造られるワインが、シャトーマルゴーのワインとしてより良いとして、できるだけ早い時期の完全オーガニック化を目指しているようだ。 ポンタリエ氏はワインの栓についても言及し、同じワインに施したいくつかのタイプの栓の違いによるワインの違いについて語った。 使われたワインは2003年のCabernet Sauvignonだったが、ナチュラルコルクのワインが最も若々しくフレッシュだったとしながら、完全密閉型のスクリューキャップのワインはソフトな感じで、現時点のテースティングではこれが良いと思った、と述べた。また人工コルク(artificial cork)のワインはあまりにもひどかったとして披露されなかった。 どの栓のタイプが優位かについては、もっと時間の経緯を見ながら、たとえば5年後・10年後のワインの状態を検証する必要があるとしながら、もしそれでスクリューキャップが優位だということになれば、それを拒否する必要があるだろうかと述べた。
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