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Home > EU、オーガニックワインの基準作りの提案を拒否 【EU】 2010年6月21日 EU Commission(EU委員会)は、『オーガニックワイン』の基準を定めるために検討されてきた提案を受け入れないとの採択を行った。 EU委員会では、農業生産物に対し、オーガニックの基準を示し、その基準を満たしている生産物に対して、オーガニックに生産されていることを保証し、それをロゴとともに表示することを認めている。 しかしワインに関しては、ぶどうがオーガニックに作られたことを示す『made from organically grown grapes』の表示ができるだけで、『organic wine』と表示することが認められていなかった。そのため、『organic wine』とラベル表示できる基準がEU委員会に提起され、検討されてきたが、同意を得られず、『organic wine』のラベル表示は許可されないこととなった。 提案は、従来のワイン醸造で使われてきたイオウ化合物の量を減らしたり、醸造に許可されている物質のアイテムを少なくすること、さらにはspinning corn(スピニングコーン:ワインのアルコール度数を下げる技術)など5つの醸造テクニックをオーガニックワインに関しては認めないなどというものであった。 しかしagriculture & rural developmentのDacian Cellos委員長は、この提案はEU各国の多くには支持されておらず、EUが示しているオーガニックの基準ともそぐわず、オーガニックの認定基準で妥協する気はない。もし妥協すれば、消費者に誤ったメッセージを発することになり、EUが設定したオーガニックの品質基準が揺らぎかねないと慎重な姿勢を示した。 Cellos委員長は、現時点ではワインに関してオーガニックの基準で妥協することはできないが、将来的には提案内容の研究が進んで、議論されることを願うとも述べた。 オーガニックな農産物への関心が高まっている中、ワインに関しても消費者の関心は高まっていると見られる。その要望にこたえる形で『organic wine』のラベル表示を求める動きは、販促効果が期待できるだけに、ワイン生産者の中でも高まっているが、そのラベル使用の是非については、ワインの醸造過程での技法がネックとなったようだ。
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