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【写真1】
T字型コルクスクリュー


【写真2】
ソムリエナイフ


【写真3】
ウイング型オープナー


【写真4】
ボトルヘッド固定型



【写真5】
キャップシールカッター(裏面)
小売店頭のワインの販促(その2)

ワインオープナー(ワインの栓抜き)の重要性


ワインの販促(その1)では、『ワイングラスの重要性』について言及しました。そこでは、同じワインを飲むのでも、使うグラスによってワインのおいしさが変わるということを指摘しました。

今回は、ワインをグラスに注ぐ前のお話です。ワインをグラスに注ぐには、ワインの栓を開けなければなりません。このワインの栓を開けるという作業自体は、ワイン愛好家であってもそれほど心はずむものでは実はないようです。

それはよほど慣れてはいても、時として栓を抜くのに失敗することがあるからです。ワインの栓がうまく開かなかったときほど苛立つことはありません。コルクが途中でちぎれてしまった。ぼろぼろになった。堅くて開かない。手首を傷めた。仕方がないからコルクをびんの中に押し込んだ、などなど。

コルクを開けるというのは、消費者にとっては多くの場合、ワインを飲む上でのちょっとしたハードルとなっているのです。ワインを飲む前の、このうまく栓を開けられるかという心理的な圧迫と、その後に起こる実際の不手際から来る落胆から開放されたとしたら、消費者はもしかするともっと頻繁にワインの栓を開けてくれるかもしれません。

失敗は多くの場合、コルクスクリューが斜めに入ってしまったり、真ん中に入らずにコルクの端のほうに入ってしまって、結局うまく引き抜けなくなってしまうことから起こります。無理に引き抜こうとするとコルクが途中でちぎれてしまい、仕方なく残っているコルクをワインの中に押し込む羽目になったりします。また、いったん斜めに挿入されたスクリューをもう一回まっすぐ刺し直すのもなかなかうまくいきません。

なぜそうなるかというと、コルクスクリューがコルクの真ん中にまっすぐ入らないからですが、家庭で最もよく使われているT字型のコルクスクリューでは、しょっちゅう起こることです。また、ソムリエナイフを使っても、結局のところT字型の栓抜きと同じように、栓を開ける人の技術を頼りにスクリューの先端をコルクの中央部にまっすぐに差し込んでいかなくてはならないため、同じように失敗が起こります。ですからソムリエナイフもT字型の栓抜きも、どちらもワインの栓を開けるにはちょっとした熟練と技術を要する栓抜きであるのです。


失敗しないワイン栓抜きのすすめ

ワインの小売販売者として、ワインを飲む上での消費者の抱えるちょっとしたハードルを解消してあげれば、あなたの顧客はもっとワインを買ってくれるかもしれません。ワインを開けるときの不安が解消されれば、消費者はもっと積極的にワインを開けてくれるかもしれません。

そこで、失敗しないワイン栓抜きをお薦めしてみてはいかがでしょう。【写真3】【写真4】などのワインオープナーがその一例です。これらのワイン栓抜きは、ボトルの注ぎ口に栓抜きを合わせてのせるだけで、そのままスクリュー部分を回転させれば自動的に真ん中に垂直に入っていきますから、T字型の栓抜きやソムリエナイフを使うときのような失敗はありません。しかもコルクを抜くときの力もずっと楽です。

また、【写真5】のキャップシールカッター(フォイルカッターなどとも呼ばれています)は、1秒ですばやくきれいにキャップシールをカットすることができ、ひとつあるととても重宝します。

小売の店頭では、こうしたちょっとした消費者に対するサポートは、思った以上に消費者から支持を受けます。ただ若干注意を要するのは、これらのワインオープナーは価格にもばらつきがありますが、小売店側からなかなか無料でサービスというわけにはいかないので、消費者はよいとわかってもそれにお金を支払うか決断しきれない場合があるということです。もしかするとそのお金でワインが数本買えてしまうと考えるかもしれません。

ですから後は消費者の判断にお任せするということになりますが、消費者にとってはこれもワインについてのよい情報のひとつです。お買い上げ金額に応じたポイント制などを導入している店舗では、ワイングラスやワインオープナーなど、ワインの周辺商品をポイント交換の対象として充実させ、消費者が出費しないでも役に立つワインの周辺グッズが手に入るような工夫をするというのもやり方のひとつでしょう。


(伊藤嘉浩 2005年5月)


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