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プロセッコにロゼを認可 【イタリア】 2020年5月29日


イタリアの人気スパークリングワイン・Prosecco(プロセッコ)にロゼが認可された。

これまではプロセッコは白しか認められず、プロセッコのエリアでロゼを造ったとしても、Proseccoは名乗れず、単に‘Italian Rosé’としか表示できなかった。この数年、プロセッコの生産者団体であるProsecco DOC Conzorzioは、DOC Prosecco rosato (rosé)の導入を検討していたが、EUとイタリア政府の認可を得て導入されることとなった。

新しいプロセッコ・ロゼの規定によれば、ぶどう品種はGlera(グレラ)を主体に10%-15%のPinot Nero(ピノネロ=ピノノワール)が許可され、Brut NatureからExtra Dryのレンジのスタイルが許可される。

ピノノワールは実は、これまでもプロセッコに使用できる品種に認められてきたが、白ワインにしなければならず、最大で15パーセントまでのブレンドと定められていた。

プロセッコ・ロゼの最大収穫量は、グレラで18t/ha、ピノネロで13.5t/ha。2次発酵はタンクで最低60日間の熟成が必要。(プロセッコはシャルマ方式)

プロセッコ・ロゼの発売は2021年1月1日からで、ヴィンテージが明記され、最低85パーセントは表記されたヴィンテージのワインが使用されなければならない。

ちなみに現状のDOC Proseccoの許可品種は、最低85パーセントはGleraでなければならず、残り最大15パーセントまでのブレンドに、Pinot NoirのほかBianchetta Trevigiana, Chardonnay, Glera lunga, Perera, Pinot Bianco, Pinot Grigio, Verdisoが認められている。



【関連ページ】

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