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Home > プロセッコ(Prosecco)にロゼが登場かー規制緩和の動き 【イタリア】 2018年9月7日 イタリアのスパークリングワイン・プロセッコ(Prosecco)にロゼが登場することになるかもしれない。 プロセッコはこの数年、イギリスやアメリカなどを中心に、爆発的ともいえる人気を獲得している。現在はDOCの規制で、白のみが許可されている。しかしこの数年、プロセッコのロゼの導入が検討されていて、その導入の可能性が高まっているとされる。 現在はプロセッコのエリアでロゼを造ったとしても、Proseccoは名乗れず、単に‘Italian Rosé’としか表示できない。この数年、プロセッコの生産者団体であるProsecco DOC Conzorzioは、DOC Prosecco rosato (rosé)の導入を検討していて、2018年の収穫分からの適用の可能性を視野に入れている。 プロセッコ・ロゼが実現するとすると、ロゼに使われる黒ぶどうはピノノワールに限られることになる。ピノノワールは実は、現状でもプロセッコに使用できる品種に認められているが、白ワインにしなければならず、最大で15パーセントまでのブレンドと定められている。 ちなみに現状のDOC Proseccoの許可品種は、最低85パーセントはGleraでなければならず、残り最大15パーセントまでのブレンドに、Pinot NoirのほかBianchetta Trevigiana, Chardonnay, Glera lunga, Perera, Pinot Bianco, Pinot Grigio, Verdisoが認められている。 もしプロセッコ・ロゼが認められれば、ピノノワールでロゼを演出することになる。プロセッコの生産地ヴェネトには、黒ぶどうでRabosoという土着品種やMerlot、Corvina、少ないながらCabernet Franc, Cabernet Sauvignon, Carmenèreなどもあるが、それらはプロセッコ・ロゼのぶどう品種としては考慮されていないようだ。 生産者団体は、プロセッコ・ロゼを運用するにあたっては、厳格にルールを遂行するべきで、当該地域内でつくられたピノノワールを少量加えて造られたプロセッコ・ロゼで、従来の白のプロセッコのスタイルを維持できれば、導入に反対する理由はないとしている。 2018年の収穫分からDOC Prosecco rosato (rosé)の導入が認められることになれば、2019年には市場に導入されることになるが、なりいきを見守りたい。
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