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Ribera del Duero(リベラ・デル・デュエロ)、DOに白ワインを認可 【スペイン】 2019年10月10日


スペインのRibera del Duero(リベラ・デル・デュエロ)のワイン規制委員会は、2019年10月、Ribera del Dueroで白ワインをDOとして認可すると決定した。

これまでリベラ・デル・デュエロでは赤ワインしかDOとして認可されておらず、リベラ・デル・デュエロで造られる白ワインは、Castilla y Leon IGP(カスティリア・イ・レオン)として扱われてきた。

現在リベラ・デル・デュエロで造られる白は、全体の3パーセント以下で、同地区の300以上あるワイナリーのうち、白ワインを生産しているのは30だが、今回の規制変更で、どのワイナリーも白ワインをリベラ・デル・デュエロのDOとして出せることとなる。

規制では、リベラ・デル・デュエロの白には最低75パーセントの同地区の土着品種であるAlbillo Mayorを使うことが求められ、そのほかの品種としてPirules, Malvaisa, Viura, Verdejo, Albariño, Hondarrabi Zuri, Palomino, Chardonnay, Riesling, Sauvignon Blanc, Treixadura, Viognierの使用が認められる。これらの品種はこれまでCastilla y Leon IGPで許可されてきた品種。

Ribera del Duero DOは、そのポテンシャルの高さの認知を求めて、1982年に地元の少数の有志による働きで制定された。それまでワインは、協同組合にバルクとして売られていた。同DOでは、テンプラニーヨ(Tempranillo)が95パーセントを占め、Cabernet Sauvignon, Merlot, Malbec, Garnacha Tinta, Albillo Mayorが補助品種として使われてきた。

リベラ・デル・デュエロでは、今回のDOの規制変更は大きな変化で、生産者同士のコミュニケーションが活発になるとしている。



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