シャトーラフィット、中国で生産したワインをリリースへ

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シャトーラフィット、中国で生産したワインをリリースへ　【中国・フランス】　2019年7月5日

Château Lafite（シャトーラフィット）を所有するDomaines Barons de Rothschild（ドメーヌ・バロン・ド・ロートシルト：DBR）は、中国で生産するワインの名前と初出荷日を明らかにした。

Long Daiと名付けられたラフィットが中国で生産するワインは、2019年9月19日に発売される。価格は発表されていない。

ワインはCabernet Sauvignon、Marselan（マルセラン）、Cabernet Francの混醸で、中国北東部・山東省のQiu Shan Valleyに2011年に植樹されたぶどうから造られた。

Domaine de Long Daiの畑では、30ヘクタールにぶどうが植えられているが、今回はそのうち25ヘクタールの区画のぶどうが使われた。リリースされるワインのヴィンテージは2017年。

ワインはPauillac（ポーイヤック）のTonnellierie des Domaines社の樽を使って18か月熟成されたもので、2,500ケースが最初のヴィンテージとして生産された。

ワインは当初、中国国内だけで販売される。販売を担うのはPernod Ricard China（ペルノ・リカール中国）。海外市場への展開は、2020年の早い時期に言及される見込み。

ラフィットの中国でのワイン生産プロジェクトは、2008年に中国の巨大企業CITIC groupとの共同事業として始められた。当初エステートはDomaine de Penglaiと名付けられたが2018年、CITIC groupが提携を解消し、ラフィット単独の事業となっていた。

【関連ページ】

『シャトーラフィット、中国でワイン生産へ　【中国・フランス】　2009年3月31日』
『シャトーラフィット、2008年ヴィンテージのボトルに漢字を採用　【フランス】　2010年10月29日』
『中国高官、中国で販売されているラフィットの半分は偽物と言及　【中国】　2014年5月20日』
『シャトー名の中国語表記で混乱　【フランス・中国】　2012年3月10日』
『変わる中国のワイン消費市場　【中国】　2015年5月30日』

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