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Home > Chランシュ・バージュ、Chオー・バタイエを買収 【フランス】 2017年4月2日 ボルドー・ポーイヤック(Pauillac)のChâteau Lynch Bages(シャトー=ランシュ・バージュ:格付け5級)は、同じポーイヤックの5級・Château Haut-Batailley(シャトー=オー・バタイエ)を買収した。 両シャトーはともに家族経営で、家族経営のワイナリー間の売買は珍しいという。ランシュ・バージュはCazes家が所有し、バタイエはBorie家が所有していた。 Château Haut-Batailleyは40ヘクタール余りのシャトーで、現在ぶどうが植えられているのはそのうちの半分ほど。残りの土地にぶどうは植えられていない。このことは買収の大きな魅力だったとLynch Bagesの当主・Jean-Charles Cazes氏は語っている。 Cazes(カーズ)氏は、現在使われていない20ヘクタールほどの土地に、いちからぶどうを栽培し、ポーイヤックらしいワインを産出したいと語っている。 Château Haut-Batailleyは、Château Lynch Bagesの南方に近接していて、St.-Julien(サンジュリアン)に近い。オー・バタイエでは現在70パーセントがカベルネソーヴィニヨン、25パーセントがメルロ、5パーセントがカベルネフランとなっている。 ポーイヤック全体では、カベルネソーヴィニヨンの比率は65パーセント程度で、Cazes(カーズ)氏は、これがこの地のワインにとって好ましいと見ていて、現在のオー・バタイエの品種構成を変えるつもりはないとしている。 カーズ氏は、今回の買収によってHaut-BatailleyがLynch Bagesの一部として組み込まれるのではないかとの噂を、Haut-Batailleyはオー・バタイエ、Lynch Bagesはランシュ・バージュとして独立して経営され、ぶどう栽培・ワイン醸造も独立したチームが担当する、と明確に噂を否定している。 更に、現在のHaut-Batailleyはぶどう畑・醸造施設とも行き届いて整備されていて、特に手を入れる必要は今のところないと語っている。 両シャトーの統合で、カーズ家は100ヘクタールを超える面積を所有することになり、これはポーイヤックのアペラシオン全体の15パーセントに当たる。カーズ家は他にサンテステフ(St.-Estèphe)のOrmes des Pezなど、いくつかのシャトーを所有する。 取引価格は明らかにされていないが、フランスの土地売買を承認する公的組織SAFERによると、現在のポーイヤックの1ヘクタール当たりの価格は150万ユーロから200万ユーロ(1億8000万円から2億4000万円)程度だが、格付けシャトーの価格はそれを上回るとされる。
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