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Home > ローラン・ポンソ(Laurent Ponsot)氏、自身のドメーヌを離れ、ネゴシャンを設立 【フランス】 2017年3月12日 ブルゴーニュのDomaine Ponsot(ドメーヌ・ポンソ)の当主Laurent Ponsot(ローラン・ポンソ)氏は、家族で経営してきたドメーヌを離れ、新しいワイナリーを設立すると表明した。これはWine Spectator誌の独占取材で明らかとなった。 60歳になるポンソ氏は、引退するのにためらう年ではないが、引退はしない。長男のClémentとともに、新しいワイナリーを造ると語っている。また同時に、私の人生のこの時期に、こんなことが起こるとは夢にも思わなかった、と語った。 ポンソ氏は、なぜこういうことになったかは明らかにしていない。 設立される新しい会社はネゴシャン(négociant)として登録されており、社名は単にLaurent Ponsot。同氏は、新会社で自身もぶどう畑も所有するが、友人たちとのジョイントベンチャーでネゴシャンを運営する。新会社Laurent Ponsotから発売されるワインは、2017年末までには市場にお目見えすると見られる。 Domaine Ponsotは、Morey-St.-Denis(モレ・サンドニ)に本拠を置き、ブルゴーニュに12のグランクリュの畑を所有する生産者。またMorey-St.-Denis のグランクリュ・Clos de la Roche(クロ・ド・ラ・ロッシュ)のほぼすべてを所有する生産者として知られる。 Domaine Ponsotは家族経営で、ローラン氏とその姉妹Rose-Marie, Catherine、 Stéphanieによって所有され、ローラン氏はその25パーセントを所有している。 Domaine Ponsotの名前が世界のワイン界の大きな注目を集めた事件に、2008年4月に発覚したRudy Kurniawanによるワイン偽造事件がある。これは当時、ニューヨークで行われたAcker Merrall & Conditのオークションにローラン氏が乗り込み、出品されている彼のワインが偽造品だと指摘したことに始まり、その後世界のワイン界を揺るがす大ワイン偽造事件へと発展した。 ローラン氏は、自身が離れた後Domaine Ponsotで誰がワインを造るのか知らないと言う。情報筋からは、ドメーヌ売却のうわさもあるとされるが、今後ドメーヌの運営がどうなるかはそのうちに明らかになろう。 新会社Laurent Ponsotの当初のラインアップは、赤ワインはグランクリュであるChambertin, Griotte-Chambertin, Clos St.-DenisとプルミエクリュのChambolle-Musigny Les Charmesなど7つ。白は、グランクリュMontrachetと Corton-Charlemagne、プルミエクリュのMeursault Genevrières, Charmes, Perrièresと Blagnyの6つのワイン。 ローラン氏はなぜこういう事態になったのかを現時点では明らかにしていないが、Wine Spectator誌への発言からは、無念さのようなものが読み取れる気がする。しかしこの事態を受け止めて、最後の力で立ち上がろうとするローラン氏の強い意志にエールを送りたい。 Exclusive: Laurent Ponsot Leaves Family’s Burgundy Domaine and Opens New Winery, Wine Spectator
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