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Home > 2018年のEU域内のワイン生産は前年比27パーセント増 【EU】 2018年11月9日 2018年ヴィンテージのEU加盟28か国のワイン総生産は、速報値で1億6840万ヘクトリットルで、前年2017年比で27パーセントの増加の見通しとなった。 この27パーセント増という大幅増は、2017年が天候不順等による凶作で、過去50年来最低のワイン産出となった反動で、近年の豊作年である2004年には遠く及んでいない。 EU委員会(European Commission)によると、2018年のワイン産出量のトップはイタリアで、4850万ヘクトリットル。(前年比34%増)2位はフランスで4610万ヘクトリットル。(前年比28%増)3位はスペイン4100万ヘクトリットル(前年比27%増)となった。 EUのワイン産出は、上記の上位3か国で全体の81パーセントを占める。またドイツ・オーストリア・ハンガリー・ルーマニアでは、過去5年の平均産出量を上回った。 ポルトガルとギリシャは、前年2017年を下回った。ポルトガルは、ミルデュー(ぶどうの病気)の発生で、ギリシャは減少トレンドが継続しているためとみられる。
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