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Home > 日本・EU、EPAが妥結―ワイン関税は条約発効後、即時撤廃へ 【日本・EU】 2017年12月12日 2017年12月8日、日本とEUは経済連携協定(Economic Partnership Agreement・EPA)を妥結した。 日本とEU(European Union)の間のEPA交渉は、2017年7月6日に大筋合意を得ていたが、その後細部の詰めが行われていた。EUとのEPA交渉は4年以上にわたるものだったが、2017年12月8日、河野太郎外務大臣とEUの貿易担当コミッショナー・Cecilia Malmström氏との合意を受け、日本とEUは共同声明を出し、その妥結を発表した。 EPAの合意内容は多岐にわたるが、EUから日本に輸入されるワインに関しては、条約の発効後即時に関税がゼロとなる。また日本からEUに輸出される日本酒や焼酎についても、しょうゆや緑茶とともに条約発効と同時に撤廃される。 現在EUから日本に輸入されるワインには、「輸入原価(CIF価格)の15%または125円/ℓのどちらか安い方」の関税が適用されており、条約発効後はそれが即時撤廃される。 条約の発効は2019年と見られ、今後日本とEUの間の更なる貿易活性化が見込まれる。
(参考) ジャン=クロード・ユンカー欧州委員会委員長及び安倍晋三日本国総理大臣の 共同声明 2017年12月8日 (外務省) 日本・EU EPAの概要 (外務省)
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