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Home > 環太平洋ワイン関係18か国が、域内のワイン貿易と関連項目について政府間協議 【アメリカ】 2011年9月26日 アジア・太平洋地域の18か国の政府関係者が、環太平洋地域のワイン貿易のあり方(Pacific Rim wine trade)について2日間にわたって協議した。 これは、APEC(Asia-Pacific Economic Cooperation)のワークショップのひとつとして開催されたもので、ロサンジェルスとリヴァモアバレーで開催された。会議には、各国の関係官僚とワイン産業の代表合わせて100名以上が出席し、ワイン貿易についての不必要な手続きの削減、ワインの輸出入における不必要な規制の削減を主な議題として議論された。 加えて、最良と思われるワインの認証とはどういうものか、ワインの分析、ワイン醸造、ラベル表示の問題などの論題の共有が行われた。 この2日間にわたるAPEC Wine Regulatory Forumは、アメリカ、オーストラリア、チリ、ニュージーランド、ペルーがホスト国となり、カナダ、中国、台湾、香港、インドネシア、日本、韓国、メキシコ、パプアニューギニア、フィリピン、ロシア、シンガポール、タイ、ベトナムが参加して行われた。 これまでにAPEC加盟国地域内でのワイン貿易は急速に増えて、2010年には世界全体のワイン貿易の26パーセントを占めるに至り、今後もそのシェア拡大が続くとみられている。 それに伴い、各国のワインの輸出入の際に、それぞれの国が設けている規制や手続きが煩雑で、それによる費用負担がワイン貿易の発展を妨げている実態認識が広がってきた。具体的には、取引国で同様な規制の重複による審査と書類作成や不必要なワイン審査でコストが増大し、効率が著しく落ちているという指摘だ。 今回の会議では、各国が問題点を共有し、よりスムーズなワイン取引ができる環境を整えようとするものだ。 今回のAPEC Wine Regulatory Forum "Seminar on Key Issues in Wine Regulation"の成果の一つは、それぞれの国で異なる観点でなされているワイン規制に関わる政策決定者を一同に集め、認識の共有化を図ることができたことだったと関係者は述べている。。 APEC地域でのワイン貿易のあり方の議論は、WTO(World Trade Organization)やWorld Wine Trade Group (WWTG)といった世界全体の場での、自由でオープンなワイン取引環境の整備に向けて、重要なものだと位置付けている。 2011年のAPECの総会はアメリカがホスト国となり、11月にハワイで開かれる。APEC域内の経済はますます成長し、世界での重要度が増す中、経済の緊急性の高い重要課題や長期課題を幅広い分野で議論されることになる。 ※ World Wine Trade Group (WWTG) アメリカ、アルゼンチン、オーストラリア、カナダ、チリ、ニュージーランド、南アフリカの政府とワイン貿易団体からなる非公式のワイン貿易推進組織。今回のAPECの会合では、WWTGの提唱するワイン醸造手法とラベル表示標準の受け入れが焦点となった。 WWTGは、世界のすべてのワイン生産国とワイン消費国は、ワイン造りの手法の違いをワイン貿易の上での障壁と見るべきではないとの立場をとっている。
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