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| Home > ジャンシス・ロビンソン氏、過去の著作のすべてをUC Davisに寄贈 【イギリス・アメリカ】 2017年2月19日 現代のワイン界で、最も尊敬されるワイン批評家・ワインジャーナリストのひとりと目されているJancis Robinson（ジャンシス・ロビンソン）氏は、自身の40年以上に及ぶ著作のすべてを、University of California, Davis（カリフォルニア大学デーヴィス校 : UC Davis）に寄贈した。 そのアーカイブは多岐にわたり、1976年以降の世界中のワイン産地を旅した記録、1965年にワイン界に入る前に書かれたファッションの記事を含む著作、世界の著名人物との交友録（著名なワイン界の大御所―その中には敵対関係にあるロバート＝パーカー氏も含まれる）などで、その記述は276冊のノートに及ぶ。また公式・非公式の数々の写真やフィルムも含まれる。 彼女の著作は数々あるが、The World Atlas of Wine and Wine Grapes（Hugh Johnsonとの共著）、Wine Grapes: A Complete Guide to 1,368 Vine Varieties, including their Origins and Flavours、The Oxford Companion to Wineなどの大著がある。 ロビンソン氏は彼女のアーカイブのUC Davisへの寄贈について、私の人生を捧げた私にとってこの上ない貴重なワインの記録が、一括して所蔵されるというホームが見つかり、それがUC Davisの図書館に受け入れられたというのはこの上なく名誉なことだと述べている。 University of California, Davis（カリフォルニア大学デーヴィス校）は、世界のワイン研究をリードしているトップ大学のひとつ。 Hugh Johnson（ヒュー＝ジョンソン）氏は、UC Davisの図書館を『世界で最も偉大なワインライブラリー』と呼んでいる。同ライブラリーには、世界のトップを走る優れたワイン研究者や科学者による論文・著作が収蔵されている。 その中にはMaynard AmerineやHarold Olmoといったワイン醸造（enology）とぶどう栽培（viticulture）に極めて大きな貢献を果たした研究者らも多く含まれる。またRobert Mondaviなど、ワイン産業界のリーダーたちからの貢献も収められている。 同ライブラリーのJancis Robinsonのコレクション、『The Jancis Robinson Papers on Wine Writing and Criticism』は現在図書館の専門家によって整理されており、2017年4月には公開される。 Robinson氏は現在も精力的に活動を続けている。 UC Davisによるプレスリリース Wine Writer Jancis Robinson Donates Personal Papers to UC Davis
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