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レストランへの子供の入店拒否が増える 【アメリカ】 2013年8月10日


アメリカではこのところ、レストランへの子供の入店拒否の動きが増えているようだ。特にディナータイムの時間帯での入店拒否の対応が増えているという。

アメリカでも子供が店内で大声を出したり、走り回ったり、床で転げまわるなどの光景が見られ、食事を楽しみたい来店客にとっては不快極まりない。

レストラン側の対応も、中には子供が遊べるようなゲームなどを用意したりして、子供が楽しめるような工夫をして、むしろ子供連れを歓迎している店もあるが、ひとたびことが起こると収拾がつかず、そのことによる顧客離れを引き起こすリスクは大きいとして、特に夜の時間帯では子供の入店を拒否する店が増えているようだ。

しかし、子供の入店拒否を掲げることの方がリスクが大きいとする見方もある。それはそうした対応を快く思わない人たちが、昼であろうが夜であろうが一切その店には行かない決断をするというリスクだ。

その一方で、子供を持つ親からも、レストラン側のそうした制限は理解できるとの意見も聞かれる。

また子供たちには、公共の場での振る舞いや、食事の仕方を教えるという観点から、子供たちにそうした機会を与えることは必要だとの指摘もある。

日本では、ファミリーレストランなどでの子供たちの傍若無人ぶりに閉口している人たちも多いが、夜のレストランでの食事の際はどうだろうか。また、皆さんが外国に行かれて食事をした際の印象はどうだろうか。

日本でもレストランによって、子供の入店を拒否しているところは多い。また、コンサートホールなどでも子供の年齢制限をしているところは多い。

店側の方針と客側の要求は、時として衝突して物議をかもすことになるが、きっとどこかに良い解決策があるに違いない。



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