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Home > 小売業・製造業は熟年市場対策が必要―世界調査で 2011年10月11日 世界中の小売業と製造業にとって、進行中の人口の高齢化に向けて、それに見合った熟年社会市場対策が必要だとする調査が、世界でマーケティングを展開するA.T. Kearneyから発表された。 この調査は、世界23か国の3000人の熟年の消費者への聞き取り調査によって行われた。その結果、成熟した消費者は若い世代の消費者とはかなり違う消費傾向を持っていることが示された。 レポートによると、世界の小売業は、スピードと価格の安さを競っているが、成熟した消費者は、もっと品質の高い商品や良いサービスを求めていて、価格訴求にはそれほど重きを置いていない。 現代社会の小売形態は、世界中どこも消費者に効率の良さを提供することを現在も中心的なビジネス手法と位置付けて、郊外型の大型のショッピングセンターをつくり、大駐車場を完備して大量消費を促している。 レポートでは、こうした消費環境の中、熟年消費者は全消費の30パーセントに上る消費パワーを持っており、彼らはもっと店でのフレンドリーな接客や対話を求め、大型店での画一的な流れ作業のような買い物ではなく、近所のもっと小規模な店舗でゆっくり買い物がしたいと望んでいると指摘している。 同時に、彼らは品質の高い商品を適度な価格で買いたいと思っていて、価格は安いが品質は平均的という商品や、価格より量を訴求する販促にはあまり関心を示さないと指摘している。 製造業は熟年社会の到来で、パッケージやラベル表示、商品説明の分かりやすさ、商品の開封のしやすさなど、これまでとは違った視点での商品設計が必要だと指摘している。また、商品説明の文字の大きさを大きくすることは重要で、店頭での商品説明は重要になると指摘している。 レポートでは結論的に、熟年社会では、消費者個々人へのパーソナルなアプローチがより重要になると指摘しているわけだが、ワインの販売においては、熟年層に限らず、すべての消費者層に対してパーソナルな対応が求められる。 ワイン小売業では、消費者ひとりひとりの嗜好に応じて個別に対応し、フレンドリーな接客をしている店では、ワインが面白いように売れている。やはり商売の原点は、消費者ひとりひとりの満足を高めることにあるのではなかろうか。
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