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シャンパーニュを海中に沈めて熟成を促す実験 【フランス】 2013年7月25日


シャンパーニュのDrappier(ドラピエ)は、600本(50ケース分)のBrut Natureと60本のGrande Sendrée 2005を、水深17メートルの海中に1年間沈めて、熟成効果を見る実験を始めた。

ドラピエの当主ミシェル(Michel Drappier)は、場所はイギリス海峡に面したブルターニュのSaint-Maloで、この地でワイン商を営むドラピエの顧客が、長年いろいろなワインを海に沈めてワインがどう変わるのかを確かめているということを聞いて、自分もやってみようと思い立ったという。

そのワイン商が沈めたワインの中にLouis Roedererの Brut Premierがあり、ミシェルはその熟成効果の良さに驚いたと言っている。

ワインを沈める水深は十分暗く、光によるダメージはない。海底は砂地で温度は9℃~10℃で一定している。

更に重要だと思われるのは潮の動きでボトルが優しくゆすられることで、これがより早くより良くワインを熟成させることになるのではないかと期待している。また海中の方が地上よりボトルの外部圧力が高く、このことも好影響を与えると見ている。

ドラピエでは、同じ日にディスゴージング(disgorging)した同じシャンパーニュを、通常の状態での保存と海中での保存で結果を比較する。沈められたワインは2014年6月に引き上げられる。

引き上げられたシャンパーニュはオークションにかけ、収益は海難救助の組織France’s Société Nationale de Sauvetage en Mer (National Society for Sea Rescue)に寄付する予定だという。



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