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Home > 中国のワイン消費者、高額ワインからシフトの動き 【中国】 2013年6月10日 このところの中国の輸入ワイン小売市場は、これまでの高額ワイン一辺倒から、徐々にもう少し手ごろな価格のワインへの需要が出てきているようだと中国メディアChina Dailyが伝えている。 近年のボルドーのグランクリュをはじめとした高級ワインの価格高騰の背景に、中国からの大量需要があったことは疑いない。 中国ではそうしたワインは、贈答や会席の席などでステータスを示す目的や、投機・投資目的として今も大量に使われている。富裕層の間では、ワインを飲むというのが最先端のファッションで、ステータスでもあるとの空気があって、ワインがおいしいかどうかということにはほとんど無頓着に、彼らが飲むワインは日本円で1本最低で8000円程度以上だと言われてきた。 しかしこのところそうした超高級ワインから、もう少し下がった価格帯のワインに関心が出てきているようだ。これには従来よりワインにアクセスする人が増えてきたことと、過去に比べ、経済情勢がスローダウンしてきたことが背景としてあるようだ。 いったいどれくらいの価格帯をワインのエントリーレベルというのか定義はないが、中国では200人民元(およそ3300円)程度のワインをエントリーレベルのワインと市場は位置づけようとしているようだ。 Wine Intelligenceの調査によると、中国の18歳から50歳までの1024人に2013年第一四半期に聞いたところ、69パーセントの人が、カジュアルな機会に飲む輸入ワインは、通常200元以下のワインを買うと答えている。 世界のワイン市場の観点からは、エントリーレベルのワインが3000円台というのは驚くほど高額だが、それでも現状ワインに親しんでいる中国のアッパークラスの消費者からすると、それまでの1本最低8000円という価格からは、200元というのはかなり手ごろな価格帯ということになるのかもしれない。 しかし一方で、中国国内産のワインの店頭価格は1本10元-20元(100円台から200円台)が一般的で、1本50元(800円程度)となると一般庶民にはかなり高額なワインと映るようだ。 国としては、中国はワインの生産量・消費量とも今や世界のトップクラスだ。世界の有名ブランドも中国でのワイン生産を開始している。 中国メディアも、中国人にとってワインはまだ親しみのある飲み物ではなく、一般の人たちが家庭でワインを飲むようになることが中国のワイン産業にとって最も重要なことだとしている。
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