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Home > 2012年のフランスAOCワインの輸出は好調 【フランス】 2013年5月18日 2012年のフランスのAOCワインの輸出は600万ヘクトリットルで、金額で40億ユーロに達した。これはフランスワインの輸出量の40パーセント、金額では50パーセントを占める。 過去10数年現在に至るまで、フランスAOCワインの輸出トップはイギリスだが、2012年には中国・香港・日本のアジア3か国が金額で25パーセントを占めた。(2000年には10パーセントだった。) フランスAOCワインの輸出をけん引しているのはボルドー・ブルゴーニュ・シャンパーニュなどだが、中でもトップエンドのワインの2000年代後半からの価格高騰は輸出額の上昇に貢献していると言えよう。 上位輸出国ではイギリスを筆頭に、ベルギー、アメリカ、ドイツ、オランダなどだが、顕著な傾向として各国とも輸入量の増加の比率よりも輸入金額の増加率が大きいことだ。このことは、1本当たりのワインの価格が上昇していることを示している。おそらくはより上質なワインにシフトしているものとみられる。 2012年のフランスAOCワインの各国のワイン1リットル当たりの平均輸入価格を見ると、イギリス8ユーロ(前年比24パーセント増、2000年比64パーセント増)、ベルギー、ドイツオランダなどEU諸国平均では5ユーロ程度となっている。 EU以外では、アメリカは1リットル当たり9ユーロ(前年比14パーセント増)、香港は突出して高く22ユーロ、中国6ユーロ、日本8ユーロとなっている。 香港はワインの関税は2008年以降ゼロとなっていて、今や完全にアジアのワインハブとして機能している。香港に輸入されるワインがすべて香港で消費されるとは限らず、香港経由で各国に再輸出されるワインは多く、特に中国本土へのワインの移動は様々なルートがあると言われる。 日本はフランスAOCワインにとって、非常に重要な輸出先で、世界でも指折りの洗練された消費者が多く存在する。ただ残念なことは、消費者がワインに接する機会が乏しいということだろう。ワイン流通業、とりわけワイン小売業の工夫が望まれる。
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