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Home > オーストラリア、熱波襲来でぶどうが危機に 【オーストラリア】 2009年2月9日 オーストラリアで熱波が襲来し、ぶどうが大きな影響を受けている。特に大きな影響がでているのは南オーストラリア州とヴィクトリア州の主要ワイン生産地。 両州では、1週間以上も40℃を超える熱波が続き、どちらの州も最高気温は46度を越えている。 南オーストラリアのバロッサバレー(Barossa Valley)、マクラーレンヴェール(McLaren Vale)、クナワラ(Coonawarra)などのプレミアムワイン産地では、大きな影響が出ている。またヴィクトリア州のヤラヴァレー(Yarra Valley)などでもかなりの影響が出そうだ。 バロッサではその影響で、ぶどうの収穫が例年より1ヶ月近く早い、2月初頭に始まっている。収穫量は激減する見通しで、ひどい地区で60パーセントの減少、全体で見ても40パーセント程度の減少となるのではないかと見られている。 品質的には、特に赤ワイン用ぶどうのダメージが大きいと見られ、ひどいところではすでにぶどうがレーズン状になりつつある。 この状況は2003年のフランスのヴィンテージを思い起こさせる。オーストラリアでは、2006年から2007年にわたって大干ばつに見舞われ、ワイン業界も大きなダメージを受けた。これら極端な気候がもたらすぶどうへの影響が、地球温暖化に起因するものかどうか断定はできないが、世界中のワイン生産者は、それぞれの地での環境変化を感じ取っている。 オーストラリアワインは、生産過剰が指摘され始めており、今回の減収で全体として生産調整になるとの指摘もあるが、個別のワイン生産者にとっては深刻な問題だ。 今回の熱波によって、オーストラリアではブッシュファイアー(bush fire)と呼ばれる自然発火による大規模な火災が各地で起こっていて、その死者は100人を超え、過去最悪となっている。 【関連ページ】 Home > |
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