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ボルドー産のリースリング、初リリースへ 【フランス】 2019年10月6日


ボルドー産のリースリングが初めてリリースされることとなった。サンテミリオンのChâteau Petit Valがその生産者で、およそ600本のリースリングをVin de France(ヴァン・ド・フランス)のカテゴリーで生産する。

リースリングはアルザスやドイツなど、より冷涼な気候帯で造られるワインだが、シャトーのディレクターであり醸造責任者のDavid Lioritは、これまで誰もボルドーでリースリングを造ったことはなく、どうなるか見てみたいと語る。

同シャトーのリースリングは既に植わっているメルロやカベルネを植え替えるのではなく、0.3ヘクタールの新たな土地に植えられた。この土地は豊かな土壌で、冷涼で日当たりは良くない。それ故シャトーのセカンドラベルにも向いていないと語る。

2016年にこの土地をどうするかが議論され、シャトーのアルザス出身のオーナーOlivia Alloinのもと、リースリングに挑戦してみたらどうかということになったという。

2019年ヴィンテージのリースリングは、第1次の植樹エリアからのもので、翌年は2区画目が加わるという。2019年ヴィンテージのリースリングは、2020年のボルドープリムールの時期に供出されるという。

価格は未定で、ボトルの形状も伝統的なスリムなリースリングボトルでもなければ、典型的なボルドースタイルでもない、オリジナルなものになるという。

販売はインターネット、個別のワインショップ、レストランなどになるという。



【関連ページ】

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