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Home > Petrus(ペトリュス)、20パーセントをアメリカの富豪に売却 【フランス・アメリカ】 2018年9月11日 ボルドー・ポムロールの銘醸Château Petrus(シャトー・ペトリュス)は、その所有権の20パーセントをアメリカの大富豪に売却したことが確認された。 ペトリュスの一部を獲得したのは、コロンビア系のアメリカ人・Alejandro Santo Domingo氏。またこの取引は、1年前に行われたこともシャトーによって明らかにされた。ただし、金額については明らかにされなかった。しかし一説に2億ユーロ程度(260億円程度)だったのではと推測されている。 もしこの金額が本当だとすると、1ヘクタール当たりの価格に換算すると、ボルドーは言うに及ばず、世界最高のヘクタール当たりの取引額となる。ただこの金額は単に土地代だけではなく、ペトリュスという特別なシャトーに対する価格が支払われたと見るべきだろう。 Alejandro Santo Domingo氏は、2018年のForbes誌の世界長者番付では499位にランクされ、バドワイザーのAnheuser-Busch InBevの大株主でもある。Santo Domingo氏とペトリュスのオーナーであるMoueix(ムエックス)家とは長年の知り合いだとされる。 Moueix家にとって、Petrusの一部売却は、ペトリュスの経営から一歩後退するということではなく、ペトリュスの発展にとって必要な資金獲得だったと見られている。 Château Petrusは11.4ヘクタールの小さな畑だが、ペトリュスの総資産は10億ユーロ程度(1300億円程度)と見られていて、それ故その20パーセントは2億ユーロとはじかれたようだ。これは1ヘクタール当たりに換算すると8700万ユーロ(113億円)となる。 2017年にブルゴーニュの特級Clos de Tartが、Chateau Latour(シャトー・ラトゥール)のオーナー・François Pinault氏によって買収されたが、その時の価格(ドメーヌは7.5ヘクタール)は2億ユーロだった。1ヘクタールの価格にすると2600万ユーロ(約34億円)だった。 取引価格は、Château Petrusという極めて突出したシャトーゆえの価格だが、単純にヘクタール当たりの土地の価格で比べることはできないだろう。
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