2016年のオレゴンワイン、順調に増加―ワイナリー数は725に

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2016年のオレゴンワイン、順調に増加―ワイナリー数は725に　【アメリカ】　2017年9月6日

Oregon Wine Boardは、アメリカ・オレゴン州の2016年のワイン産出は、前年比12パーセント増の5億2900万ドルに達し、ぶどう栽培面積は30,455エーカー（12,180ヘクタール）、ワイナリー数は725となったと発表した。

前年2015年に比べ、2016年は産出量では減少したものの金額では増加し、オレゴンワインを飲む消費者は、より高いワインを選好していると言えると委員会ではコメントしている。

オレゴン州のワイナリー数は前年より23増加している。また総栽培面積は前年より8パーセント増加し、栽培面積の64パーセントはピノノワールとなっている。

オレゴンのぶどうの1トン当たりの平均価格は、Cabernet Sauvignon($2,472), Pinot Noir ($2,422), Cabernet Franc ($2,309), Syrah ($2,274), Merlot ($2,097), Tempranillo ($1,995), Zinfandel ($1,930), Chardonnay ($1,897)となっている。

ただし最も高い価格のつく区画はピノノワールで1トン当たり$5,376、次いでシラー($4,448)、シャルドネ($3,867)の価格がついている。

Southern Oregon University Research Centerは、

冷涼な気候帯を好むぶどう品種・Chardonnay(16 %), Riesling (8 %), Müller-Thurgau (24 %) and Pinot Gris (7 %)の伸びが目立つ。
オレゴンワインの最大の生産地域はWillamette Valley（ウィラメットバレー）で、総生産量の73パーセントを占める。
南部オレゴンのRogue ValleyとSouthern Willamette Valleyのふたつの地域でぶどうの栽培面積が拡大している。
オレゴンワインの最大の輸出先はカナダで、全体の41パーセントを占める。

などと直近のオレゴンワインの概要を指摘している。

【関連ページ】

『オレゴンワイン、5年で倍増　【アメリカ】　2011年7月18日』
『ルイ・ジャド（Louis Jadot）、オレゴンへ進出　【フランス・アメリカ】　2013年8月25日』

『2015年、北米のワイナリー総数は9,436、カリフォルニアは？　【北米】　2016年2月5日』
『ニューヨーク州、全米3位のワイン産出量にーアメリカのワイン産業の概観　【アメリカ】　2014年5月25日』
『カリフォルニアの何百ものワイナリーが売却希望　【アメリカ】　2014年6月12日』

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