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ドイツワイン、輸出減少が続く 【ドイツ】 2013年3月29日


2012年のドイツワインの世界への輸出量は、2011年に比べ15.2パーセント減少し、130万ヘクトリットルとなった。ドイツワインの輸出は、2011年も前年比で11.8パーセント減少しており、輸出の減少が続いている。数字は、German Wine Instituteより発表された。

輸出金額では、2012年は前年比7.8パーセントの減少となっており、数量の減少と連動した落ち込みとはならず、輸出ワインの単価自体は上がっている。

ドイツワインの輸出の減少の要因は、主力市場であるアメリカ、イギリス、ロシアへの減少が大きい。また、世界市場での低価格帯ワインの競争激化もひびいているとみられる。

ドイツは、海外市場のシェア奪回のための、集中的かつ継続的な取り組みが必要だと表明している。


 【コメント】

1980年代から90年代初めごろまでは、日本でもドイツワインは大きな支持を受けていました。しかしその後は品質の良さにもかかわらず、シェアを落としていきました。

しかし近年、世界市場でもリースリングが見直され、特にドライのリースリングが注目されています。しかしこれらのドライリースリングへの注目は、アメリカ・ワシントン州やオーストラリアの冷涼な産地のワインに向かっていて、リースリングの元祖であるドイツリースリングには、今のところ必ずしも向かっていない感じがあるように思います。

ドイツワインの中でも特にリースリングは非常に優れたぶどう品種であり、また日本人の嗜好にドイツワインはよく合っていると思います。今では店頭でドイツワインを見かけることが少なくなってしまいましたが、日本でもかつてのようにドイツワインが多く飲まれるようになると良いと思います。

(伊藤嘉浩)




【関連ページ】

『過小評価されがちなワインたち』のリースリングの項
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