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ワインのオークション市場、バブルは崩壊か  2012年10月27日


この数年、価格高騰に沸いた世界のワインオークション市場。2011年には5億ドルに達したマーケットも2012年は20パーセント下落して、4億ドルのマーケットとなるとの見通しが、オークション業界の専門家らから示された。

減少の要因は、中国・香港での落札価格の下落だ。中国・香港でのワインオークションの50パーセントはボルドー、35パーセントはブルゴーニュとなっており、とりわけラフィット(Chateau Lafite-Rothschild)に対する人気は尋常でないとされてきた。しかしどうやらそれも落ち着いてきたようだ。

2012年に入ってからは、ボルドーのグランクリュの落札価格は平均30パーセント下落していて、ロットによっては50パーセントの下落を記録することもあるという。たとえば世紀のヴィンテージと言われるラフィットの1982年は、2年前にはコンスタントに1ケース60,000ドル程度(80,000ドルに達したことも)で落札されていたのが、今では40,000ドルあるいはそれ以下となっている。

サザビーズ(Sotheby's)は、価格の下落傾向はさらに続くと見ているようだが、クリスティーズ(Christie's)は、もう少し楽観的なようだ。その理由としてクリスティーズは、ロマネ・コンティ(Romanee-Conti)を筆頭に、ブルゴーニュのトップワインは上昇していて、これまでのボルドー一辺倒から、少しずつではあるがイタリアやカリフォルニアのカルト的なワインに食指が移っていく方向性に期待を寄せている。

ただロマネ・コンティに関しては、あまりにも供給が少なく、高値はつくだろうが取引金額全体に対するシェアは限定的とならざるを得ないようだ。ロマネ・コンティは、ただでさえ偽物の流通が非常に多く、一般市場でのロマネ・コンティの取引には注意を要する。

ワインオークション市場の縮小は、アジア経済の減速傾向の反映と見ることもできようが、アジアのワインコレクターたちが洗練されつつあると見ることもできよう。確かに過去数年のボルドーワインに対する熱狂は、異常ともいうべきものだったかもしれない。熱狂がひと段落すれば、大損を抱えた人たちも現れる。やはりこれはバブルだったのかもしれないが、ワインの場合は、また次の金のなる木(ワイン)に投資が始まるかもしれない。



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