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Home > 遺伝子操作ワインにふたつの追い風の決定 【アメリカ・フランス】 2010年7月13日 アメリカ連邦最高裁判所は、下級審で出されたアルファルファの種の遺伝子組み換えの禁止命令を破棄し、一転認める決定を下した。 この決定によりアメリカ農務省は、この遺伝子組み換えされた作物が環境を害するかどうかの研究を続けることができ、その安全性が認められれば商用に解禁する決定を下すことが可能となった。 決定は、アメリカ連邦最高裁での初めての判断で、これによりぶどうの遺伝子組み換えもその適用を受ける可能性が出てきた。 この裁判は、世界を席巻するバイオテクノロジーの巨大企業モンサント(Monsanto)に対して起こされている様々な訴訟のひとつで、2005年に一旦下級審でその使用が認められたが、後になって農務省が環境に与える影響をきちんと調べず、法律に違反しているとされた決定だった。 アメリカのワイン界では、この最高裁判決が即座にぶどう栽培での遺伝子組み換えにつながるとの見方については、今のところ否定的だ。また現状アメリカでは、遺伝子操作されたぶどうが栽培されている事実はないとしている。 一方フランス・アルザスではFrance's National Institute of Agronomic Research (INRA)によるぶどうの遺伝子組み換え実験が再開されている。この実験は2005年にファンリーフウイルスへの対策として始まったものだが(脚注1)、フランスでもワイン関係者からは、遺伝子組み換えワインは、ワインのイメージを落とすとして反対意見は多い。 ワールドファインワインズでは、数年前から遺伝子組み換えワインについて折に触れ、ニュースレターなどでもお伝えしている。遺伝子操作ワインについては、世界的な観点で見ても、いまのところマーケットや消費者の段階で大きな話題になってはいない。 しかしながらワインに対する遺伝子操作の問題は、潜在的に火種を抱えた問題で、引き続きそのなりいきを注視していきたい。 Home > |
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