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Home > シャルドネの親は、栽培が禁止された劣等種だった 2010年1月12日 シャルドネを含む現代のワインを代表するぶどう品種のいくつかの母親は、その昔良質なワインとならないとして、栽培が禁止されたGouais Blanc(グーエ・ブラン/グアイス・ブラン)というぶどう品種だったことがDNA解析によって確認された。 この研究は、ケンブリッジ大学のChristopher Howeやスタンフォード大学のJohn Haegerらの研究チームによって明らかにされ、2009年12月、イギリス王立科学アカデミーのThe Royal Societyに発表された。 これまで、現代のよく知られたvitis vinifera属の多くのぶどう品種は、Pinot NoirとGouais Blancの交配種であることが知られていた。しかし、どちらが母方であるのかはわからなかった。 今回のDNAによる解析で、Chardonnay, Gamay,, Aligoté, Auxerrois, Bachet, Franc noir, Melon (Muscadet), Romorantin, Sacyは、Gouais Blancを母方に持つぶどう品種であると特定された。 ちなみにPinot Noirを母方とする品種は、Aubin vert, Knipperléと Roublotだった。 この結果はかなりショッキングなものとして受け止められている。というのはぶどうの交配では、母方の遺伝子が優位に受け継がれ、したがって品種の特性も母方の特性をより強く表出すると言われているからだ。 Gouais Blancは、ヨーロッパでは中世にはすでに品質の悪いワインにしかならない非常に劣ったぶどう品種として知られ、16世紀後半から18世紀まで栽培を禁止されていた品種であった。 それが今回の研究で、Gouais Blancが現代を代表するいくつかのぶどう品種の母方に当たることが示されたわけで、劣等種と思われていたGouais Blancが、実は交配においては重要な役割を果たし、Pinot Noirよりも優秀なパートナーだったことを示す結果となった。 研究は、皮肉にも劣等種だと思われていたぶどう品種が、シャルドネやガメイなど現代の最もよく知られた、重要なぶどう品種に大きな影響を与えていたことを示すことになった。 ’参考)A Banned Variety was the mother of Several Major Wine Grapes
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