2019年、世界のロゼワイン消費が過去最高に

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2019年、世界のロゼワイン消費が過去最高に　　2020年2月26日

2019年、世界のロゼワインの消費が過去最高を記録し、その消費量は2560万ヘクトリットルとなった。これは前年比9パーセント増で、2002年度比では40パーセント増となっている。数字はWorld Rosé Observatoryより発表された。

ロゼワインの消費は、フランスが世界の34パーセントを消費していてトップ。2位はアメリカで16パーセント、続いてドイツ、イギリス、イタリアの順となっている。

ひとり当たりのロゼワインの年間消費量は、フランスが16.2リットルと際立って多く、アメリカは1.9リットルとなっている。業界では、ロゼワインの消費はまだ成熟しておらず、さらに伸びると見ている。

ロゼワインの消費増は世界中で見られ、近年の世界のワイン界のトレンドのひとつとなっている。フランス・プロヴァンスは最大のロゼワイン生産地だが、ワイン新興市場であるアジア市場に大きな期待をよせている。

【関連ページ】

『フランス、ロゼの消費が白を上回る　【フランス】　2008年7月17日』
『コート・デュ・ローヌ、ロゼと白の比率を上昇へー需要に対応　【フランス】　2019年5月3日』

『EU、赤ワインと白ワインを混ぜてロゼにする製法の許可を撤回　【EU】　2009年6月9日』
『プロセッコ（Prosecco）にロゼが登場かー規制緩和の動き　【イタリア】　2018年9月7日』

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