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Home > UC Davis、ピアース病に耐性のある5つの新しいぶどう品種を開発 【アメリカ】 2019年12月21日 カリフォルニア大学デーヴィス校(UC Davis)の研究者らは、ピアース病(Pierce’s disease:PD)に耐性のある5つの新しいぶどう品種を開発し、リリースした。 5種類のうち3種類は黒ぶどうで、Camminare Noir、Paseante Noir、Errante Noirと名付けられた。2種類は白ぶどうで、Ambulo BlancとCaminante Blancと命名された。 これら5種類の新品種は、ピアース病に高い耐性をを示し、ピアース病対策に年間1億ドル(110億円)以上かけているアメリカのワイン産業に、福音をもたらすことになるかもしれない。 開発を主導したUC DavisのAndrew Walker教授は、これらの新品種はピアース病に耐性があるだけでなく、品質に優れ、良質なワインとなると語る。 ピアース病はカリフォルニアを中心に、ぶどうに大きな被害をもたらしている病気で、感染するとぶどうが死滅するという恐ろしい病気で、現代のフィロキセラとも言われ、これまで大金を投じて撲滅が図られてきたが、根本的な対処法は見つかっていない。 Walker教授は、アメリカ南東部とメキシコ北部のピアース病に耐性遺伝子を持っているとされるVitis arizonica(ヴィティス・アリゾニカ)種にVitis vinifera種を数世代にわたって交配させ、新品種を完成させた。その完成には20年を要したという。 Camminare Noirは、カベルネソーヴィニオンとプティットシラー(Petite Sirah)を併せ持った個性を有し、Paseante Noirはジンファンデル(Zinfandel)に似ている。またErrante Noirは最もカベルネソーヴィニオンに似ているとされる。 Ambulo Blancはソービニオンブラン様で、Caminante Blancはソービニオンブランとシャルドネの個性を併せ持った感じだとされる。 いずれの品種も、専門家によるテースティングパネルで高い評価を受け、今後のぶどう栽培の現場への導入が期待される。 これら5つの新品種は既に特許を取得していてリリースできるが、2020年はまだ限られた出荷となるようで、2021年以降はより供給量を増やすことができると見られている。 更に詳しいUC Davisからのニュースリリースはこちら UC Davis Releases 5 New Wine Grape Varieties また新品種の画像などはこちら Press kit: Photos of wine varieties and descriptions
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