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Home > 2016年のブルゴーニュワインの世界輸出上位は?-日本は3位 【フランス】 2017年5月12日 ブルゴーニュワイン委員会(BIVB:Bureau Interprofessionnel des Vins de Bourgogne)は、2016年のブルゴーニュワイン全体の世界輸出の概況を発表した。 それによると、2016年のブルゴーニュワインの世界輸出は出荷本数で8,080万本(前年比1.6パーセント増)で、金額では8億1,300万ユーロ(前年比4.5パーセント増)となった。
全体では北米アメリカとカナダが力強い伸びを見せていて、それぞれ数量で3.4パーセント、8.6パーセントの伸びとなっている。日本は、2016年は数量で前年比3.9パーセント減で、前々年に引き続いての減少となった。 アジアでは香港と中国が急速な伸びを見せていて、特に香港は2016年には前年比16パーセント増(数量ベース)となって、香港は11位、中国は13位につけている。 ブルゴーニュワインにとって伝統的な大市場であるヨーロッパ市場では、各国様々なパフォーマンスとなっているが、トップ市場であるイギリスは、2016年は数量で6.7パーセントの大幅増となっている。基礎数が大きいので、イギリスの6.7パーセント増というのは大きな数字だ。 スイスも伝統的な大消費地だが、近年は停滞していたのが2016年は9.2パーセント増と反転している。 近年のブルゴーニュワインは、大きな雹害や霜害に見舞われるなど、気候天候環境による大きな被害を受けたりしており、一部で需給のバランスが乱れる場面も見受けられる。またブルゴーニュワインに対する世界の旺盛な需要増から、価格の上昇トレンドが続いている。 日本は、従来よりコアなブルゴーニュワインファンが多く存在し、ブルゴーニュワインにとって重要な輸出先となっている。日本の全体のワイン消費量やワイン消費環境からして、日本がこれほど多くブルゴーニュワインを輸入するというのは特筆すべきことだ。 なぜならブルゴーニュワインというのは、ピノノワールにしろシャルドネにしろ、多くの人にとっては初めからとっつきやすいワインというわけではない。それに価格も高い。それにもかかわらずこれだけの量のブルゴーニュワインが毎年日本に入ってきているのは、とりもなおさずそれを受け入れる優れた消費者層があるということだ。 2016年の日本市場へのブルゴーニュワインの輸出では、全体では数量で3.9パーセントの減少となっているものの、白ワインは伸びていて、シャブリ(Chablis)は15.5パーセントの大きな伸びを見せているし、マコン(Mâcon)とコート・ド・ボーヌ(Côtes de Beaune)の白もわずかだが増えている。またクレマン(Crémant)も7.8パーセントの伸びを見せている。 赤ワインは前年比で11.6パーセントの減少となったが、コート・ド・ニュイ(Côte de Nuits)のワインではすべてのレベルで大きな影響はなく、ニュイのワインに限っては数量で11パーセント、金額で6.5パーセント伸びている。
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