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Home > ニュージーランドワイン、アメリカ市場で輸入金額3位に 【ニュージーランド・アメリカ】 2017年4月14日 2016年にアメリカに輸入されたワインの中で、金額ベースでニュージーランドワインがオーストラリアを抜き、フランス・イタリアに次いで第3位に躍り出た。数字はGomberg, Fredrikson & Associatesによる。 2016年のニュージーランドワインのアメリカへの輸出は4億ドル(450億円)となり、8パーセント減少したオーストラリアを金額で上回った。 数量では2016年にアメリカに輸入されたニュージーランドワインは前年比14パーセント増の730万ケースとなった。オーストラリアワインは11パーセント減少したものの1,670万ケースを輸出していて、数量ベースでは大きな開きとなっている。 これはニュージーランドワインの1本当たりの単価が高いということを意味しているが、アメリカの消費者はそれでもニュージーランドワインを支持しているということが言える。 ニュージーランドのワインは、白はフレッシュアンドフルーティなソービニオンブラン、赤はピノノワールなど冷涼な気候帯から生まれる品質を求めたワインを訴求していて、価格に走らない戦略をとっている。 アメリカ市場は、そのスタイルを支持してそれに見合った金額が支払える消費者が多く存在する、ニュージーランドにとってこの上なく魅力的なマーケットと言えるだろう。 ニュージーランド側から見ると、数量ベースでニュージーランドワインの輸出トップは従来イギリスとオーストラリアだったが、2016年にはアメリカが両者を上回り、最大の市場となった。ニュージーランドワインのアメリカへの輸出は過去5年で倍増している。 ニュージーランドワインの総輸出金額は、2016年は前年比10パーセント増の15億7,000万ニュージーランドドルとなり、2020年までに20億ドルの目標達成が見えてきている。その時には、ワインはニュージーランドにとって6番目の大きな輸出品目となる。
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