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Home > フランチャコルタの輸出は日本が世界でトップ 【イタリア】 2014年8月13日 Franciacorta(フランチャコルタ)はイタリア・ロンバルディア州(Lombardia)の小さな区域で造られるスパークリングワイン。シャンパン方式(Méthode Champenoise)で造られ、イタリア最良のスパークリングワインと目されている。 イタリアのスパークリングワインといえばMoscato d'Asti(モスカートダスティ)とProsecco(プロセッコ)により知名度があり、フランチャコルタは高い品質を持っていながら今一歩知名度に欠けるきらいがある。 また価格的にはシャンパーニュ(Champagne)のレンジに近く、フランチャコルタの方が多少シャンパーニュよりお値打ちでも、シャンパーニュとフランチャコルタを一緒に並べると、知名度でシャンパーニュが売れてしまうという現実もある。 そうした中、フランチャコルタの生産者連盟は、輸出拡大に向けてプロモーションに力を入れている。世界のスパークリングワイン市場でトップシェアは、イギリス・アメリカ・ドイツ・スイスといった国々だが、フランチャコルタに関しては現在のところ、日本が最大の輸出先になっている。 日本のスパークリングワインの消費量はイギリスの10パーセント程度だが、フランチャコルタに関しては、日本は現在イギリスの20倍の量を輸入している。 フランチャコルタ生産者連盟のGiuseppe Salvioni会長は、日本は欧米の国々ほどシャンパーニュと歴史的なつながりがなく、受け入れられる素地があったとみており、日本への輸出単価は他の市場より高いと日本の市場を高く評価している。 ただそうであっても、イギリスをはじめとした大ワイン市場でのフランチャコルタの露出が現状あまりにも小さく、世界市場へのフランチャコルタの拡大は最大の眼目だ。2014年の上半期のイギリスへのフランチャコルタの輸出は、前年同期比で2倍となっているが、ベースの数字が小さいため、2倍と言ってもマーケットのキャパシティからすれば大した量ではない。 フランチャコルタはシャンパーニュのような長い歴史はなく、その歴史は50年ほどだ。使われるぶどう品種はシャルドネとピノノワールで(Pinot Blancも少量あり)、シャンパーニュに対抗するイタリアの高級スパークリングワインの位置づけであることがわかる。 Franciacortaの日本への輸出が世界一であると言っても、実際に日本の店頭・レストラン等で頻繁にフランチャコルタが見られるかというと、そういうわけでもないが、マーケットの対応次第で日本においてはシャンパーニュに十分対抗できる素地があるのではないだろうか。 なおFranciacortaは、最近トスカーナのVino Nobile di Montepulciano(ビノ・ノビレ・ディ・モンテプルチアーノ)と共同で世界プロモーションの展開も始めている。
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