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Home > 中国のワイン生産、2012年にはオーストラリアを凌駕か 【中国・オーストラリア】 2011年1月26日 Vinexpo(ヴィネクスポ)の発表によれば、2009年の中国のワイン生産量は7200万ケースに達し、前年の28パーセント増だった。 中国のワイン消費は急拡大しており、それに伴って中国国内のワイン生産も急拡大している。もしこのまま同じペースで中国のワイン生産が拡大すると、2012年には1億2800万ケースの生産量となる。 これは2012年のオーストラリアワインの生産見込み1億2100万ケースを上回ることになり、世界屈指のワイン生産国となる可能性がある。 中国のワイン消費は、中産階級の出現による所得の増加、ファッション性、トレンディ性、新規性などが相乗して、急拡大をたどっている。2010年には香港のワインオークションマーケットがロンドン、ニューヨークを抜き、世界最大のオークションマーケットになるなど、高額ワインの購入者の多数は今や中国からだ。 中国の一人あたりのワイン消費量はまだまだ少ないが、潜在市場の巨大さは世界中が認めているところだ。現状、既存のワイン生産国は中国への輸出に躍起だが、近い将来中国ワインの世界進出が現実化し、世界市場で競合するかもしれない。また中国国内でも国産ワインと輸入ワインの競争が激しくなるかもしれない。 これまで世界のワイン界では、アメリカ・オーストラリア・チリ・ニュージーランド・南アフリカなどのワインをニューワールドワインと呼んできた。しかしそれらのワインは世界市場ではもはや当たり前となり、特別に分ける必要もなくなってきたことから、ニューワールドという言い方もそろそろ陳腐化してきた感がある。 代わって最近ではニュー・ニューワールドワインという言い方が聞かれるようになってきている。ニュー・ニューワールドワインとは中国やインド、ブラジルなどの新興ワイン生産国を指して言っているが、今後はこうした国々のワインの動向も気になるところだ。 (伊藤嘉浩)
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