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Home > オーストラリアワイン、豪ドル高で米市場で減速 【オーストラリア、アメリカ】 2010年12月17日 世界最大のワイン市場であるアメリカ市場で、イタリアワインと輸入ワイントップの座を取りあっているオーストラリアワインだが、このところのオーストラリアドル高で価格が上昇し、苦戦を強いられている。 ACNielsenの調査によれば、2010年11月までの直近3ヶ月で、アメリカ市場のオーストラリアワインの売上は13パーセント減少し、14ヶ月連続の下降となっている。 またかつてはアメリカ市場で有力だったフランスワインにも、消費者の目は向いていないようだ。 現在アメリカ市場で伸びが著しいのがアルゼンチンワインとニュージーランドワインで、それぞれ金額ベースで34パーセント、40パーセントという高い伸びを示している。(ただしこの数字は、アメリカで25パーセントを占めるレストラン、バー、カフェなどの業務用市場の数字は含まれていない。) オーストラリアドルのアメリカドルに対する価値は、過去20年ほどのスパンで見ると、極めてざっくりではあるが、豪ドルは米ドルの65パーセント程度であったろう。しかし最近では豪ドルと米ドルの価値はほとんど同じくらいで、時には豪ドルが上回るといった局面も見られる。 アメリカ市場におけるオーストラリアワインの売上の非常に多くはデイリーワイン部門であり、消費者にとっては、豪ドル高によって価格と品質が釣り合わなくなっているようだ。 世界経済が停滞する中、オーストラリアは例外的に好調で、豪ドルの価値は各国通貨に対し高値圏を維持している。オーストラリアワインは現状、アメリカ市場だけでなく、世界市場への輸出において、オーストラリアドル高の逆風を受けている。 このことは、オーストラリアに本拠を置く世界最大級のワイン会社Foster'sの経営圧迫要因であることは確かだ。同社のワイン部門の売却問題は世界のワイン界が注目しているが、2011年には結論がでるのかもしれない。 オーストラリアもワイン余剰問題を抱えているが、2010年ヴィンテージでは生産が調整され、生産過剰問題はやや和らいだかに見えるが、今後の輸出市場の動向が気になるところだ。 Home > |
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