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アメリカ市場、アルゼンチンワインがチリを追い抜く 【アメリカ・アルゼンチン】 2010年8月6日


2010年1月から5月までの5か月間のアメリカへのワイン輸出で、初めてアルゼンチンワインがチリワインを上回ったと、アルゼンチンの調査会社Caucasia Wine Thinkingが発表した。

同社によると上記期間でアルゼンチンワインのアメリカへの輸出は300万ケース超だったのに対し、チリワインは280万ケースだった。

金額ベースではアルゼンチンワイン9700万ドルに対し、チリワインは7800万ドルだった。またケース当たりの平均輸出価格はアルゼンチンワインのほうが18パーセント高かったとレポートした。

この結果に対しチリ側は、この結果は昨今急速に高まったアルゼンチンのマルベック(Malbec)の需要増のせいで、一時的なファッションによるものでしかない。この期間にアメリカに輸出されたアルゼンチンワインの90パーセントがマルベックだが、通常のアルゼンチンワインのアメリカへの輸出で、マルベックは50パーセント程度だとこの結果に対しては一時的な数字に過ぎないことを強調している。

世界市場でも、今ではアルゼンチンワインと言えばマルベックと言われるほどその認知度は上昇している。アルゼンチンはワイン生産量は非常に多いが、これまでは国内消費がほとんどで、あまり輸出されてこなかった。

しかしこのところは積極的な輸出拡大策をとっており、そのフラッグシップがマルベックだ。従来マルベックと言えばフランスのカオール(Cahors)と言われてきたが、今では世界の消費者は、マルベックと言えばアルゼンチンが頭に浮かぶようになってきている。

カオールのマルベックとアルゼンチンのマルベックをいろいろと飲み比べてみると良いだろう。



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